メーデー!

旅行関係の備忘録ほか。情報の正確さは保証致しかねます。

二年

 

このブログを開設して最初のエントリー「旅行とは何か」が投稿されたのが、2016年7月16日。

件名「「メーデー!」を解説して一年が経ちました」という推定お祝いメールがはてなブログから届いたのが、2017年7月13日。

これらの日付から推定すると、恐らくこのブログを開設してから、そろそろ二年と一ヵ月が経過している頃ではないかと思う。

一年目ははてなブログからの連絡によって時間経過を知ったので、二年目もそういうメールが来ればそういうことなんだろうと思っていた。

まぁ二人にとっての「初めての記念日」っていうと、凄い重要めいて聞こえるけど、これが「二回目」「三回目」となると、ありがたみもなかなか薄れてくる気持ちはわかる。

幼児の生存率が低かった昔はいざ知らず、衛生環境や医療、保健制度の整った現代社会じゃあ、誕生日だって有難いのはせいぜい十八歳になった時くらいだろう(個人の感想です)。

これがニ十歳の誕生日になれば参政権が解禁される一方、国からのこちらへの直接課税も解禁されるもんだから、手放しに有難いかと言われると、正直微妙なところである(個人の感想です)。ただ、今時は十八にもなると、参政権と一緒に国からの直接課税も解禁されるそうで、あんまり有り難くないですね(個人の感想です)。

 

ブログ開設一年目の区切りの記事から身辺の状況が変化したかと言われると、そうでもない。

少なくともブログ開設時点から一年目までの間と比べると、そう大した変化はない。

住まいも変えていないし、進路も既定路線。研究分野も今の所変更はない。

現時点の分野に如実な行き詰まりは感じてこそいるものの、ブログ開設時から一年目までの区切りと比肩する程の大きな方向性の転換を見せるつもりはあんまりない、予定は未定ではあるが。

また、職を変更する予定はあるが、今の所は変わっていない。

辞意表明をしながら「ここまで」と決めた区切りまでの決着がつかず、また区切りついでにと新たな類似の業務を増やされなどしつつ、二、三か月ずるずる延長戦が続いている状態である。この現在の局面は、ソフトボールの試合で言う延長九回裏といったところにあると信じたい。

 

弊ブログでの主要な話題として一応設定している旅行に限れば、昨年もまぁそれなりに旅行に行き、中でも京都を頻繁に訪れた。しかしこれは来訪目的が旅行であるかと問われれば、半ばその通りであるものの、もしも当時旅行目的かと聞かれれば、私は「違う」と答えただろう。

というのも、進学を機に、京都で一時「学生さん」としての身分を得ようという不純な動機あっての、準備段階としての上京だった。

まぁ順当に失敗し、ゆかいな穢土ぐらしが続いている。

 

さて、先述の通り弊ブログは主要な話題として「旅行」を一応設定している。

何らかのグループに所属している訳ではなく、あくまでただの自己申告だが、更新サイドでは一応そのつもりである。

ブログタイトルの横に表示されている簡便な紹介文にも、「旅行関係の備忘録」と記載がある。

その他趣味の一つである同人活動におけるダークマターが記事の全体を暗く包んでいようと、一応メインは旅行の話の筈なのだ。

 

しかし、改めて見返すと全体的に同人暗黒日記の感が強い。

旅行に関するとはいえ、これらの記事はすべてパーソナルな備忘録なので、別にだからといってどうということもないが、折角なのでシンプルかつ明快に、話題とした旅行先別にカテゴリで分けてみることにした。

もしこの個人的な備忘録も、枯れ木も山の賑わいということで旅行前の参考、或いは旅行後の感傷に用いたいとの奇特な方がいらっしゃいましたら、二年目にして新設したカテゴリによる区分を参考にして頂ければと思う。

旅行についての言及がない記事についてはカテゴリ分けをしていないものもあるが、いずれ何かしらのカテゴリを作ろうとは思っている。

予定は未定であるし、一年前の記事で記録しようと心にとめた台湾に関する記事についても、未だ一文字も書いていない状態ではあるが。

 

なお、このようにカテゴリ機能を用いて、書いてしまえばあとは野となれ山となれといった様相を呈していた暗黒記事たちを整理区分した所で、記事全体自体が腐女子による同人暗黒日記~零細文字書き同人活動編~の感は拭えない。

ついては、開設二年目の区切りついでに、以下でこれまでのブログ記事の「旅行的な内容」について、簡単に紹介をしようと思う。

 

「人類は思い出すべきである。金の他に価値あるものが確かに存在することを、無償のものなど何も存在し得ないことを。」(2016-7-24)

同人暗黒日記である。当時界隈では一部アカウントがインフルエンサーとなり893パロが流行しており、関西開催のイベントで各アカウントが各々オフ会でスケブしてもらっただの、個人的に作成した同人誌(つまり頒布物ではない、非売品である!)をアカウント間で交換しただの、タイムラインは各位の同人活動で賑わい、精神的な四肢を捥がれた私はもんどりうって苦しんでいた。

読み方によってはカンボジア旅行の個人的な回想と読むことも出来るので、まぁそのように見て頂ければいい。

 

「しかし神も人も査証申請の前では皆等しく無力だ」(2016-8-8)

トランジットでロシアを通過する際にも必要な「ロシア入国ビザ」の作成方法に関する備忘録。

 

「10年後の安定」(2016-11-8)

高レベル放射性廃棄物を半永久的に地中に埋める最終処分場・オンカロ(Onkalo)を擁するオルキルオト原子力発電所を訪れたときの個人的な回顧録、及びヘルシンキからオルキルオト原子力発電所の所在するエウラヨキ(Eurajoki)を訪問する経路についての備忘録。

 

「それでもムーミン谷博物館は廻り続ける」(2017-3-6)

タンペレムーミン谷博物館ヘルシンキから訪問する経路についての備忘録だったが、当該博物館は2017年4月に、記事中で経路を説明した場所からタンペレホールへ移転した。

(参考:ムーミン美術館(フィンランド) - ムーミン公式サイト

 

「ほんとの愛はここにある?」(2017-6-15)

ヘルシンキで「コティハルユサウナ」に行ったときの個人的な回顧録。一応フィンランドのサウナ実録ではある。

 

「マカオ「寝言を言うな、目を覚ませ」」(2017-10-28)

同人暗黒日記である。記事内にあるが、当時私は絵師に表紙絵を依頼するかしないかの瀬戸際にあった。

私は個人的に十年以上二次創作(小説)をインターネットで公開しているが、しかし他人に自作の小説を基にイメージイラストを描いて貰ったという類の経験はない一方で、「〇〇さんの小説を元にイメージイラストを描いてみました!」という投稿は結構な数を目にしている。

殊に小説二次創作を行っている人間というものは、およそ反響がないし、反響に飢えていることがままあるのだが、同人界隈において好かれない小説形態の己が二次創作物を読まれるか読まれないかを決める、とまでは言い難いが、作品に対する反響力を決めるのは、コミュ力であると断言できる。

話がそれたが、とにかく「私には小説を元に描いて貰うイメージイラストに長いこと屈折した憧れがあった」ということを前提に見て頂けると、前半の暗黒同人ぶりに少しでも臨場感が出るのではないかと思うが、こういった苦悶の類は理解してもらおうと思って表現するのではなく、そうしなければ精神のどこかしらに異常をきたすから表現するのであって、「その苦しみ、わかる!」というその言葉さえ癇に障ることも無きにしもあらずなので、あまり触れない方がいい。

そうだ世の中のコミュ力アカウントよ、或いは安易に人の苦しみに言葉を投げかける有象無象よ、知っているか。

そもそも「話しかけること」は、他者のスペースへの侵害行為だ。「話しかけなければ始まらない」というのは半ば真理であるが、半分は間違っている。話しかけることでより悪い方向へ転がることはままあるのだ。

苦しみもんどりうつ他者に安易な同意や同情をくれてやるのは勝手だが、望んだような反応がないからといって、「同情してやったのに」という怒りは土台間違いなのだ。

お前がしたくてしている自慰に、何故こちらが慰み者にされ、あまつさえ「大人しく慰み者にならなかったから」と逆上される謂れがあるか、無いだろう。

 

旅行的内容の紹介の筈が暗黒同人日記が再来しているが、当該記事の旅行の要素としては「香港からマカオへの行き方」「マカオ領域内では案外英語全然通じない」「バスの乗り方」という内容があるので、この内容に用のある方は「映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険」の画像あたりまでスクロールすると良い感じに見られると思います。

 

「界隈での交流/zero零細文字書きが一時の気の迷いと「同人誌さえ頒布すれば自分だって」というような思い込みでサークル参加するぐらいだったらその分貯金して南米にいった方がいい」(2018-4-13)

暗黒同人日記。内容として暗黒同人日記パートと旅行の備忘録・回顧録パートにより関連性があり、洗練された形態であると言うことが出来るのではないでしょうか(個人の感想です)。

なお、上述記事における個人的なイチオシ情報は「高山病対策」です。

 

「アフターに縁がない、たぶん嫌われている。」(2018-8-5)

多少同人暗黒日記要素がありますが、上述と比較するとだいぶマイルドなので表記としては「同人グレー日記」くらいでいいと思います。

旅行パートは香港でアフタヌーンティに失敗しハイティーを頂いた回顧録兼関連する備忘録。

 

「も~っと!存在の耐えられない軽さ」(2018-8-13)

喪女暗黒日記(New!)

キングストン・アポン・ハルの回顧録及び数年前における当地の個人的な旅行情報、およびハルからの脱出情報もといイギリス国内での鉄道移動に関する回顧に近い備忘録。