メーデー!

旅行関係の備忘録ほか。情報の正確さは保証致しかねます。

人の間


同じ娯楽作品を見て、同じキャラクター同士の関係性或いは組み合わせに惹かれ、人間関係という小宇宙にまつわる二次創作を手に取ったり手掛けたりするわけですけど、何故こうも何もかもが異なるのか? ということを、もっぱら考えていました、今日一日。

いや、最新の弊同人誌をゲームブック的マルチエンディング方式にしたんですが、頒布11月で、年も明けましてそろそろ何かしらあるかなと思って、「気に入ったエンディングどれですか」的な雑なツイッター投票しましたら、「未読」欄も含めて総得票数ゼロ票(ヒューッ!“““ホンモノ”””のムラハチは一味違うぜ……!)だったことを受けての反省文というか怪文書なんですが。

自解釈が界隈のメインカルチャーではないことはもうこの際、いい。

自認識においてはあれ以外の可能性はないだろむしろ何で誰もここにいかないのか? 先行研究の蓄積が厚過ぎるタイプかな、その先行研究出典を示してくれ読むから、読むからってところなんですが、とにかくそれは、いい。

多様な解釈の在り様があるのも、もうこのさい、いい。忸怩たるところはありますが、それはそれでいいとしましょう。

訳が分からないのは、解釈の多様さがない中で、ひたすら自分の「異質」が際立つことなんですよ。せめてもうちょっと、こっち寄りの何かがあってもいいだろ。なんでここまでガラパゴス? 

こよりは主観なので、私が出典を示しいかに自分の思う正当性を主張したところで、偏見を完全に排したとはとてもいいがたいインターネットリソースの浪費なんですけど、その私の主観からするとえっマジで原作読んでる? みたいな、珍妙な一次創作に見えるものを愛好し、それに影響を受けた二次創作を再生産(reproduction)し、ミーム汚染的なそれを広めていく人間の数の方が、余程多いのは何故なのか? 創作者の人柄ゆえ? えっ、ところでその、まことに原作読んでる? マジで? まぁ弊では原作にも喧嘩売ってるんですけどね。マジで一年目のスタンスとか展開とか、覚えてる? えっ、マジで?

 自力でどう考えてみても私の主張に10000分あるんですけど、なんか、主観的に見ても超絶異端。

一通り現状研究の最先端的なpixivの検索結果とか、Twitterの検索結果とか、時々追ってますけど、びっくりするほど異端。アルビジョア十字軍来ちゃう。えっ、どうした? みたいな。

わたしとて出典と展開の方法を説明する準備は出来ているので、何時でも凸してくれて構わないんですけど、目下の状況としては良い方で腫れもの、悪くてステルスなんじゃないかなと思います。単純に界隈にブロミュされ切ったために見えていない。まぁ、大抵のSNSアカウントなんてあってないようなものですけれども。

 ここで界隈についての詳細な説明は意図的に省いているので、ここで私が記憶喪失になったら何を意図しているのかわからない意味不明な怪文書爆誕する訳ですが、以前から私が異端だったわけじゃない。むしろ、数年前のメイン解釈としてはこちらに分があったと認識している。多分、私が何かしらの活動を始めたのはその、メインストリームと、当時も存在していた謎一次創作の量が逆転した、丁度そのあたりだったのかもしれない。

全く周囲との連関性がない二次創作を続けていると、自分の頭がおかしくなったのかという恐怖に捕らわれることがある。昨日まで理解できる文脈の生産をしていた新規アカウントのツイートが、訳の分からない理屈に汚染され、どこかで見たようなパターンの謎一次創作を繰り出して来るようになる。隣近所の人々が次々とゾンビへと変貌していく。昨日まで正しいと信じていた世界が綻んでいく。ああ、窓に!窓に!! 私の頭がおかしいというのか!? 

残念ながら人間は社会的な動物なので、大勢に認められない真理がいかに正しかろうと、その正しさを認められないことは往々にあるんじゃないかなと思います。それでも地球は回っている!

 

一点、唯一私の何が悪いって、一重に人間の認識に働きかけようとする姿勢だったんじゃないでしょうか(虚空に向かって)。

まぁそういう本編から乖離した認識汚染を簡単にしちゃうのが絵描きの絵であり、秀逸なツイートであり、てか、ぶっちゃけ、世の中のフジョシのどれだけがpixivで二次創作の小説を読みますか。通りの良い言い方をすれば斜陽ジャンルに居残っていると言われるようなフジョシのどれだけが、自作でもない小説本の読み返しなんかするんでしょうか。私はしますけど、世の中の識字率、多分思っているより低い。私は何なんでしょうか。私の頭がおかしいっていうのか(二度目)。

ところで今回の弊同人誌で何がこんなに反省文を産むのかって、様々な幸運が重なり絵師の方に表紙をお願いすることが出来たので(イエイピースピース)、これまでになく前評判というか、サンプルの評価数とかが多かったのに起因していると思う。刷った分全部捌けましたし、かといって人間、買った本を必ずしも読む訳ではないし、私の主観では自解釈百理あるんですけど、他人からするとそうではない(むしろ私の解釈、現行把握している限りではちょっとどうかしているぐらいテンションが異なっている上、書き手のものがソーシャルのSの字も無い)ので、結果として「人間に作用したか」「界隈解釈を変える程のものか」「自解釈寄りの再生産はあるか」という点に絞って考えると、最新同人誌を含めあらゆるものが無価値だったのだろう! 

ここで今日の豆知識、「自解釈を布教する為に本で殴れ」とか、定期的にツイートで回ってきますけど、自分の本が救えるのは概ね未来の自分だけです。私は基本的に紙媒体よりインターネット媒体の方が馴染むタイプなので、早くサイトに収録したい。どの道読まないだろ!もういいだろ!何もかも!私が好きに読めるような環境にさせてくれよ!あれは最高の奴なんだからよ!!

ここまできまして、フジョシのノロケツイートに対して「〇〇さんカップルみてるとなんだかほっこりしちゃいます~~~~(〃▽〃)ポッ いつもありがとうございます✨✨✨」とリプライしている人間様からするとうわっなにこれ近寄らんとこという感じなんでしょうが、私も同じ感覚をそちらに抱いているので結構結構、相思相愛だねッ!

しかしまぁ、考えてみればわかる話なんですけど、人間の感じ方なんてほんと人それぞれとしか言いようがありませんし、知識の捉え方等も人それぞれとしか言いようがありませんし、私の主観からはコンキスタドールらによる強烈な支配の象徴であり一種グロテスクなものとして見えるクスコ中心部・アルマス広場も、クスコ在住で雑貨店を営んでらっしゃる在留邦人の方のエッセイでは、「人々がのんびり暮らす美しいのどかな情景」として描かれる訳です。

南米ってちょっと、あんまりのんびりイメージが無く、記憶の中でも確かにこれは人の性質なのかわかりませんが明るく割りに親切で、しかしその人々が置かれてる状況というのは控え目に申し上げてちょっと……ちょっと……という感じではあるがこれも私の主観、主観主観主観、人と人との間にある深い断絶、これを含めて「人間」という字を当てるのか……?全くの妄想ですが。

というところまでこうやって虚空に語り掛けるように文章を打ち込んでいたら、驚くことにマシュマロが来ました。他人への理解を求めたところのある弊同人誌群とは、特に関係のないところなんですけど、土台肯定を求めた訳でも誰かを洗脳する意図があった訳でもなく、ただこの関係性ええな~~この関係性でこういうのみたいな~~と考えたところに、「よかったで」「ええなこういうの」と、淡々と自己の思考を他者に肯定された事実に、思わず目から涙が溢れた。

 

ここまでで旅行についての話を差しはさむ余地がなんだか無かったので、ここからクスコで購入した土産物や土産物屋について触れて終えたいと思います。

 

《クスコで買って良かったお土産》 アルパカのぬいぐるみ

かわいい ふわふわ いや、マジで顔がかわいい。生活の潤い足りうる。オススメ。
インカ系の観光地に行くとどこにでも売っている。露店によって毛色もそれぞれ。スタンダードはたぶん白、他に黒、混ざった色、茶色、黒ぶち、ハーフカラー、などなど。耳飾りを着けているものや首飾りを着けているものなど装いも様々。君だけのアルパカを見つけよう!
私の旅程ではナスカ・マラス・ユカイ(ホテル内に入って来る行商ウーマン)・オリャンタイタンボ・マチュピチュ村にあった。

値段別に並べるとマラス(交渉が上手くいった)<ユカイ(行商ウーマンのお情けを受けた)<<クスコ<マチュピチュ村<<<ナスカ(後述) ※購入しなかったため選外・オリャンタイタンボ(マチュピチュ村で吸いつくされた)

ちなみにウユニ塩湖にもあるが、ボリビアに入るとなんだか顔がゴツくなってあまり可愛くないので、マスな可愛いもの好きはペルーで買ってしまうのがオススメ。空港とかにある公式っぽいお土産ショップにはないので注意して下さい。基本的に個人商店か露店、行商人からの購入になります。

こちらの外国人観光客向けふわふわ毛色アルパカのぬいぐるみ(自立式)、交渉にもよるがだいたい十五センチぐらいのもので20ソル(600円ちょっと)~、三十センチぐらいのもので50ソル(1500円ちょっと)~(もうちょっと高かった気もする)。日本でもマライカとかで2000円~3000円ぐらいで売っている。

なお、現地催行のツアーで連れてってくれる土産物屋で買うと他の露店で買うより数段高い上に小さいし可愛くもないので注意。私はナスカツアーで連れていかれた土産物屋でうっかり購入して後悔した。

 

《クスコで買って無難だったお土産》 チョコレート

ここ数年のバレンタインフェアではペルーがカカオ生産地として注目を集めているらしいんですが、わりとどこにでも売ってる。なんかいい感じのところとしては、チョコムセオ(Choco Museo)というチョコレート専門店がアルマス広場の近くにある。リマのアルマス広場の近くにもある。ここでカカオの殻を購入して茶にするといいと店員に言われるがまま購入したものの、なんだかんだ一年ぐらい寝かせてある。

チョコレート専門店でなくとも、チョコレートも、わりとどこにでも売っている。クスコのスーパーマーケットにはほぼ確実に土産に無難そうなチョコレートが売っているので、土産に困ったらこれでいいと思う。空港でも売ってる。ボリビアの空港にも売ってる。

ウユニ塩湖にも「ウユニ塩湖の塩を使いました!」という触れ込みのチョコレートが販売しているが、ウユニ塩湖の塩チョコレートは、ウユニ空港売店には多分ない。私が見る限りでは、無かった。ウユニの塩チョコレートを確実に購入されたい方は、市街地で調達しておくといいと思う。でもネットでちょっと調べたら「ウユニ空港にある」って書いてあるんですよね、私が行った時間が多分ランチタイムかシエスタ(伝統的なお昼寝)タイムかで、ウユニ空港の外側の売店が閉まってたのもあるかもしれない。ラパスには無いです。たとえあったとしても(あるらしいんですけど)、そこまで赴く気力体力が高山病で蒸発する。

上述ネットで話題のウユニ塩チョコレート(パッケージが綺麗な景色の奴)でなくても良ければ、これはこれでネットで見たところこれボリビアでは有名なブランド、砂糖を使っていないことでその道の者に話題らしい、EL CEIBOのウユニ塩チョコは、ラパスのエル・アルト空港内で購入可能。手の平サイズから大き目サイズまで、各種取り揃えてあった。但し賞味期限が商品によって大きく違う為、気になる場合は買う前にチェックした方がいいかもしれない。ちなみにクスコのスーパーだと「マラス塩田の塩で作りました!」という触れ込みのチョコレートが売ってる。まぁ、これはこれで。

 

《クスコで買わなかったけどちょっと面白そうだったお土産》コカの葉グッズ

アルマス広場周辺の綺麗目なちょっとした雑貨屋に入ると、わりとスピリチュアルオーラ全開なミュージックと共に、コカの葉啓蒙本や、コカの葉を模したキャラクターグッズ等が展示されている。そこで本を流し見した程度の記憶しかないが、こう、コカ文化はインカの時代から脈々と伝わっているものだということを主張していたような気がする。

私はコカ葉関係のものは購入しなかったが、帰国しようと別の所に旅行にいこうと、あそこまで全面的に出て来たマスでポピュラーな顔のコカの葉は中々お目にかかるものでもないので、よく印象に残っている。あと、ラパスの魔女市場には、コカの葉を模して作った「コカの神」みたいなお面が露店で売られていた。高所ならではというか、高所ヤバい、マジヤバい。