メーデー!

旅行関係の備忘録ほか。情報の正確さは保証致しかねます。

東南アジアって「初めての海外!」「安くてオススメ」みたいなお手軽イメージが付きまといますけど実際距離が若干近くて時差があんまり大きく無いだけの異世界転移だからな(自戒)

 

www.tobu-dept.jp

 

池袋東武の催事場でやってるイベントに行ったんですが、そこで頂いたホットチョコレートが凄くて、私、勝手にバンホーテンココアの濃い奴を想像して、なんかこう甘いんじゃろと思ってたら、確かに甘いんですけどそれ以上にこう、カカオ!!!!!の激しい自己主張が舌を蹂躙し喉に突撃してくる。カカオじゃない、カカオ!!!!!。

そういえばコンキスタドールの皆様方に蹂躙される以前のインカ帝国とかなんかその辺の中南米の文明の皆様方って、カカオとかその辺を興奮剤にしてお祭りだったか政だったかなさってたなぁみたいな朧げな知識とも記憶ともつかないそれが、カカオ!!!!!の摂取と共に無理やりこじ開けられる感じで広がる血管に血が流れていく感覚と共に、意識の上に浮上する。

このホットチョコレート、事前の紹介では「新感覚!とろみのあるチョコレートムース~」なんですけど、チョコムースというか、体験に基づく主観としては、肥沃な大地を思わせる感じの泥、天地開闢以前の世界を満たす泥濘、押し込めど押しこめど、全然食道に流れて行かない。飲むタイプのケイオスタイド、いや、実際の接触というか摂取による効果としてはHP3000減少というより、攻撃力バスター向上タイプの強制バフというか、より正確に表現するとエンチャントファイアなんですけど。

これもひとえに私の見聞の狭さ、チョコレートといったらこう、文明的に砂糖マシマシされたチョコレート❤といった貧困イメージしか持たなかった私が悪いんですけど、ちょっとした日常生活の延長にある催事場で、まさか強制炎属性付与を受けるとは思わなかった。

同行者は別店舗のホットチョコレートを頂いていたんですが、彼女にもエンチャントファイアが掛かっていたのでほんと、あの空間っていうか、最近のカカオ志向のチョコレートすごいね? ほんとに合法なの? エンチャントファイアされたついでに我々一向は着込んでいた上着も脱ぎだし、尚沸き立つ血潮を何とかしてもらおうと献血ルームに直行する話も出たんですが、そのよくわからない話の延長で愚かなことに旅程を組んでしまった。

何?そのよくわからないテンション。事前の下調べがゴミだった為に珍妙な体験に陥った前回の反省を書き留め切っていない段階で、何故そのような暴挙に? おかしい、反省して。

 

しかし泣いても喚いてもキャンセル不可なので我々来るときの為に対策する必要があるんですけど、残り一週間足らず。エクスペディアの当該ページも「出発まであと●日」って、太字で急かして来てる。そう急かすな。まず服装からだ。

当方同時期のカンボジアに滞在した経験はあるんですが、記憶によるとあの時期のカンボジアはクソアツ気温、UVで視界が何か青っぽいし、太陽の殺意が高い。2018年の日本、6月とか7月とかその辺みたいな湿度が無いので、あの気候を生き抜いた記憶から鑑みるにいわゆる乾季のインドシナ半島さんはまだ気候としてはマシ、旅行だし、開放的に、カラッ!っていう感じではあるんですけど、湿気はなくとも単純に太陽光がクソ強いので、日陰に入った途端疲弊を思い出して膝から頽れる感じ。それらを思い出しながらベトナム南部の気候をウェブページで確認してみても、何だかアツアツだっていうことはわかるので、ヨシ、方針は定まった。帽子をかぶろう。

www.arukikata.co.jp

 

ところでそういえば、滞在するホーチミン市内の移動手段とか市内の治安情報とか市内の詳細な観光情報とか調べる前に、ベトコンの穴あるの、どっち!? ホーチミンだって!じゃあそっちで!みたいな アホのする旅程の立て方をしたのはまだしも、輝ける闇~~~~~なんつって、払い込みを済ませるな。

しかしそれにしても不幸中の幸いというか不慮中のラッキーというか、ホテルはなんかいい感じのタイムセールを「なんかいい感じじゃん」でとっていたので、なんか良い感じだと思います。いや、場所的に、なんか……? 調べたところによるとホーチミンサイゴン川以南は低所得者層が多く危険地帯なんですよね? みたいなお気持ちになるところではあるんですけど、まぁまぁまぁ、いやしかしグーグルマップ見ても、ぶっちゃけ市内の感覚がほぼつかめない。これまでも掴めたことはあんまりないんですけど、ほんと、これで出国して大丈夫なのか? これまでも無事帰ってきてる辺り、テクノロジーグローバル化ってほんと凄いなって思うことしきりなんですけれども。

 

vietcam-oh.com

 

取り敢えず気候は掴めたし紫外線対策虫対策すりゃなんとかなるっしょと気持ちを掴んできたところで以上のサイトを見つけ膝から崩れ落ちる。予防接種、必要だよな、大事。

同行者と妙なテンションで旅程を話し合っている最中、他にオーストリアとかトルコとか候補に挙がってたんですけど、「やっぱちょっといきなり思い立つには遠いし、そんな長いこと滞在してられる訳でもないし」という事由でアジア圏に落ち着き、「しかしアジアは社会の歯車と化した後も(日数的に)行けるのでは……」「物価の高いヨーロッパこそ、日常的な収入が入ってからの方が楽しめるのでは」とか後ろ向きな論を交わした訳ですが、オメー、予防接種は一週間前に思い立って即受けられるものなのか?え? そういえばカンボジア行った時はその年の夏に行くことを決めて春に渡航したまっとうな記憶があるので、冬にかけて嫌々日本脳炎とか予防接種を受けたような記憶もある。「旅行者はできるだけ多く打っておくのがおすすめです。」ってほんとごもっともなんですけど、えっ、どうなるんだろこれ、肝を痛めて死ぬ未来が見える、見えるぞ……

物理的には言ってしまえばほぼ地球の裏なのでそら当然時間の制約とかありますけど、衛生面とかの気軽さではヨーロッパに10000000軍配があがる。何が「やっぱちょっと思い立つには遠い」だよ、どこだって遠いだろアホ、気軽に思い立ってフンフン鼻歌歌いながら行ってもそんな問題なさそうなのはほんと、台湾香港辺りが限界なんじゃないかと改めて思い知る。いやこれはこれで、偏見だし誤認だと思います。

 

それにしても戸籍謄本、会話帳辺りはなんとかできるにしても、保険はまぁ確定で入るにしても……予防注射……あっ、あとなんか色々なサイトでWi-Fiはもってけって出るんですけど、サイトによってはベトナムは東南アジアで一番Wi-Fiが普及している!カフェに駆け込め!って書いてあって、今回も「借りた方がいいのかな……」と怯えながらもなんだかんだWi-Fi、結局借りない気がする。

毎回非常時の為に現地携帯は借りるんですけど、Wi-Fiは観光案内所とか諸々でフリーのWi-Fi拾って凌いでいる。借りたところで、どうせ外でゆっくりスマホなんて持ち歩いたら500%スられるだろうし。

(しかし香港でホテルが持ち歩きのWi-Fiを貸し出してくれた時は、マジでWi-Fiのある行程をエンジョイしていた。香港の地下鉄でタイムラインを見ていると、なんだか顔ぶれも変わらないし、自分の「日常」を感覚としてむざむざ得てしまい、次の降車駅をアナウンスする広東語の異世界感にちょっと眩暈がした)

 

ちなみに、海外旅行時に現地利用の携帯電話を借りるときは、以下の海外携帯レンタル比較ナビのページからその時の気分で選んでいます。

www.mobistar.jp

 

あと以前見つけて便利だったのが以下のページで紹介されているオフラインで使うグーグルマップ機能。これ超便利だった。
オフライン状態で「現在地」からのルート検索が使用可能になる条件がいまいちよくわからず、前回は「一度Wi-Fiのあるところに入って現在地にアクセス出来たら、Wi-Fiスポットから離れても継続してナビが続けられた」みたいなことが発生して若干ヒヤヒヤもしたんですけど、特段目が飛び出るみたいな支払いも発生していないので多分一度Wi-Fi環境で現在地にアクセスして、そこからカメラアプリ起動したりせずに地図を表示し続ければ問題なく使えるんじゃないかと推測している。

rocketnews24.com


この辺りまで調べるとだいたいの気候(クソアツ)、服装(帽子必須 虫刺され対策の薄手の長袖が必要だけど基本半袖)、装備(虫刺され、日焼け止め)そして成すべきこと、危険地帯(チョロン、7区8区、市内南側、サイゴン川沿い)等を理解してくる。

あと国内通貨としてはこれも事実上米ドルだけど米ドルじゃないみたいな、カンボジアと類似の事態が発生していることも理解した。政府がドンの使用を推進してるらしいです。カンボジアではリエルが推進されているかどうかわからないんですけど、意外と使えなくてどっかで両替した記憶がある。どこで両替したんだ……?アレッ、でもプノンペンのスーパーで使えたよな……?お釣りが全額リエルで戻って来たんだっけか……(記憶)
※危険地帯については以下のページを参照した。

https://www.tour.ne.jp/w_review/SGN/danger/

旅行者必見!ベトナム危機管理 | ベトナム基本情報

 

まぁだいたいこれでなんとか生きてはいけるだろう。全くの無知で舞い降りるよりは全然いけるいける。ホテルがほんとサイゴン川に面してない? リバービュー? みたいなお気持ちにはなってるんですけど、キャンセルできないしな、観念してリバービューしよ。

 

その他調べたところによると、ホーチミンシティ市内の移動手段はだいたいプノンペンとかシェムリアップとかと同じで、地下鉄とかいうサービスはないし、バスの乗車は観光客には厳しいらしい。

しかしホーチミンの場合、観光する分の移動には徒歩でもまぁ無理ではない(観光地が集中している1区内は割と歩ける)らしい。ヨッシャ!じゃあ歩こう! そのノリで前プノンペンのホテルから王宮まで歩いたら、文字通り太陽に焼かれて体力ゴッソリ持ってかれちゃったけど、ま、そこは疲れたらその辺のカフェで灼熱から逃げよう。だって今回の行先は、プノンペン国際空港に行く途中に立ち寄り、実に文明的な街並みや空港の清潔さ、そしてその穏やかな雰囲気に魅せられトランジットの最中、同行者と口々に「ここで降りたい」「ここで観光したい」「土埃の舞うカンボジアに行きたくない」と言わしめたあのホーチミンなんですもの。いけるいける(強気)


ちなみに徒歩以外の移動手段としては、あの話題のシクロとかタクシーとかあるらしいんですけど、いや、出来る限り交渉(戦い)は避けたい。私平和主義というかことなかれ主義なので、ほんと、交渉はしたくない。決められた適正価格でやりとりしたいよな。

まぁどうしても徒歩は無理なケースはあって、それが空港から市内までの移動なんですけど、最初行先をホーチミンに決めた時に、ここは調べていた。どうやらバスがあるらしい。

asia-traveling-alone.com

 

ホテルの場所を改めて確認したところ、おそらく49番路線バスに乗れば、ゴルフでいうグリーンに載った感じになるでしょう。

 

オッケーオッケー

 

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Routes


……49番路線バス、無くない?

死?????? いや、乗ればいいんですけど、タクシーにね?闘いの始まりである。

 

vietcam-oh.com

vietcam-oh.com

vietcam-oh.com

この辺りからどうにも一つの良さげな情報サイトからの参照が増えて来て、検索するにも疲弊してきたなという感が見受けられるのですが、バスは勿論、タクシーの運転手も英語は使えないらしい。何となくその辺の、バスは兎も角として、タクシーのあんちゃん、多くの旅客観光客を相手にするマンたちって、満を持して英語を操って来るイメージあるんですけど、どうなんでしょう。

まぁいずれ戦うやもしれぬ相手ですし、多少理解できるに越したことはないし、ベトナム語の簡単なご挨拶のページもこのサイトで紹介されていたし、ちょうどいい感じにリンクされていたので、見てみるだけ見てみることにした。

 

vietcam-oh.com

 

えっと、ベトナム語さん。これまで私ディエンビエンフーという漫画で、なんとなく見知って、ほ~んほん、こんなんねって、勝手に親近感すら持ってたんですけど、声調が1~6まで存在する声調言語ということは初耳でした。

声調が1~4の中国語で「多少銭(ドーシャオチェン)」が通じなかった伝説の舌を持つ私なんですけど、そういえば広東語さんもそんな感じだったな。声調って、南下すると増えるの? 知らんけど。こわ……無理……尻の毛まで毟られる……