メーデー!

旅行関係の備忘録ほか。情報の正確さは保証致しかねます。

妹が買ってくれたYuppie Psycho

 

www.youtube.com

 

ブログをしていない間、ゆっくりゲーム実況動画をしていた。

他にも労働の合間にTwitterをしたりTwitterをしたり、Twitterをしたりしていた。この調子でいくと、走馬灯にあの日に見たTLを見ることになりそうで、恐怖を感じている。

 

妹が買ってくれたYuppypsychoを数年越しにプレイし、実況動画にはできていないが、一通りシナリオを終えている。

何故購入から数年越しになったのかというと、妹が買ってくれた当時、お姉ちゃんが持っていたパソコンのスペックか性能か、それともメモリか、どれかが低いか条件を満たしていないかしたために、まともに動作しなかったからだ。

当時のパソコンで出来た唯一のSteamゲーはPapers,Pleaseで、白目が赤くなるまでやり続けていた。

万一何かあってあの時に死んでいたら、あの日見続けていたゲーム画面を走馬灯に見ることになっただろう。

 

以下Yuppie Psycho: Executive Editionのネタバレを含みます。

 

世界的大企業の一つ、シントラ社で初日を迎えるブライアン・パスターナックをプレイしよう。将来性もない、覚悟もない、資格も一切持っていないパスターナック。果たして彼はシントラ社の階層社会で輝く術を持っているのだろうか。彼が生き残れるのかどうか…全ては彼が最初の任務をどう進めていくのかにかかっている。(Steam:Yuppie Psycho: Executive Editionより)

 

陰鬱な90年代の社会の中、世界的大企業シントラ社で初日を迎える何の取り柄もない若者、ブライアン・パスターナックをプレイしよう。将来性もない、覚悟もない、資格も一切持っていないパスターナック。果たして彼はシントラ社の階層社会で輝く術を持っているのだろうか。彼が生き残れるのかどうか…全ては彼が最初の任務をどう進めていくのかにかかっている。(Yuppie Psycho: Executive Edition ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

 

 

このゲームの舞台が90年代だということを、My Nintendo Store紹介ページを見て初めて知った。とはいえ、作中のギミック(有線電話、分厚いパソコン、分厚い携帯電話、ビデオデッキ等)から窺い知ることはできるので、これは特に問題ないと思う。

また、特にゲームの紹介ページに記載はないが、ゲーム中の世界観は階級制度を持っているように見える(ブライアンはD階級、入社によって最高ランクの社会的階級(A階級)を保証される文言の契約書にサインする)が、これもキャラクターとの会話で推し量ることが可能。紹介文に書かれていなくても特に問題はない。

 

シントラ社入社後、ブライアンは社内を取り仕切るAIシントラの命に従い、魔女狩りの任務に就く。

ヘクセン・ハンマーの回収や「女性社員」の調査、人事部への潜入等を試みるものの不発。そんな中、八階シントラ社墓地に魔女が出るという噂を聞いたブライアンは調査を試みようとするも、AIシントラはブライアンを魔女狩りの任務から解き、「好きにしてください」と彼を放任するように。

 

魔女(とされる一連の怪奇現象)の正体は「ドモリ(が首に着けているアクセサリー ドモリに仕えている存在だと考えられる。)」

ジョアン・シントラとシウリン・シントラの間には子供が出来なかったため、子供を工面する目的で世界旅行をし、闇市を巡った結果、檻に閉じ込められた美しい少女=ドモリを見つける。

ドモリの所有者は「封印魔法の中に入れて守ること」「幸せにすること」を条件として提示。夫婦はドモリがただの子供ではないことを察しつつ引き取り、実の子供のように可愛がった。

この際、ドモリの封印魔法に注連縄を用いた結界のような描写がある。また、ドモリの前所有者は煙管を吸っている。ドモリのルーツは極東? 少なくとも西洋ヨーロッパにおける魔女(ヘクセン・ハンマーが対象にするようなキリスト教圏における「魔女」)ではなさそう。

 

その後、「ドモリの神聖な力により、」一族は富と繁栄を得る。

ドモリを引き取ってから数か月も経たない内に、シントラ夫妻が住んでいたところがシントラ社となりビルが建つ。

その数年後、シウリン夫妻に娘が生まれる=レイ・シントラ

アティア・モエタの証言によると、「それがシントラ社の黄金期だった。」

 

レイ・シントラは成長につれてドモリを疎ましく思うようになり、疎まれることをドモリが不幸を感じたことから、その力が暴走(首に着けているアクセサリー蛇の教唆によるものとも考えられる。)

アティア・モエタの証言によると「レイ・シントラの失踪によってドモリが精神不安定になり、力が暴走。一か月の業績不振を経てもレイは見つからず、シントラ家は騒動を終わらせるためにレイの葬式を遺体のないままに実施、ドモリを火あぶりにする。」

ドモリの回想?によると「ドモリの力によりレイの肉体にドモリが宿る(この時ドモリの肉体にレイが宿っている? レイinドモリはドモリの結界内に隔離された?)→その後一族はドモリ(レイ)を火あぶりにして事態の収拾を図る。」

 

シントラ夫妻は何故ドモリを燃やしたか?
→作中で魔女の対応策としては「炎」が有効と示されている*1

 ドモリを通常の魔女として処理しようとしたため、火あぶりにした? と推定できる*2

 

以上の通り、現時点で私が見られている情報によると、前所有者の忠告があまりに少なく、前所有者の提示した条件を破った以降の修正方法がわからなかった→いわゆる「魔女」に対する対応策を実施した(シントラ一家はおそらく在米の華人モデル。ルーツは中国系であっても知識はアメリカ人のものと思われる)ところ、収拾がつかない事態になってゲーム開始時点に至ったのか? という印象。

 

今のところ、エンディング「家に帰った方がいい」「解雇」「ただいま」を見る限りだとこんな感じですが、Executive Editionだと新規追加エンディングがあるようなので見……見たいとは思うんですけど……妹が買ってくれてオススメしてくれたこのゲーム、操作がわりとすっごい難しくって……あとお姉ちゃんのプレイングスキルがよわよわっていうのも……あると思うんだけど……

とはいえ、エンディングムービーだけ見ても、たぶん状況がよくわかんないから……せっかくだし、プレイしたいとは、こう、思っていて……(でもお姉ちゃん、ヒューゴからアサミーナイフ奪えなくって……全然プラスチックナイフで蚕破ってるよ……)

 

 

*1:AIのシントラ「炎が最も効果的な方法であり、多くの場合は炎で殲滅することができますが、歴史上、炎に耐性を持つ強力な魔女が存在することが明らかにされています。」「わたしの記録によると、わたしたちが探している魔女も数十年前に生きたまま焼かれました。しかし、彼女の呪いは残り、会社を侵食していきました。」

*2:ただし、ゲーム中の『ヘクセンハンマー』によると、魔女退治には「アサミーナイフ」のみが有効と開示されている。ナイフを使おうとは思わなかったのか? 一方、ドモリの「退治」にあたってシントラ夫妻に残されている時間や余裕がなかったことや、魔女ハンターを方々から呼び集めるようなことをして事態を大袈裟にしたくなかった、とは考えられる。