メーデー!

旅行関係の備忘録ほか。情報の正確さは保証致しかねます。

健康のために5000兆円ほしい

 

これまで四半世紀かなり健康に生きてきたので、未だに自分の身体のことをよくわかっていない。一番よくかかる医者は皮膚科、そして歯医者。それ以外の病院に掛かる理由は予防接種。

発熱した時はとにかく飯を食えば治ると信じており、1回目の新型コロナワクチンを受けた時には、通常の発熱と同時に平常通りの食事をとって「健康」を気取っていたため、後に盛大に腹を下し、消化管がただの管に成り下がるひどい目を見た。

 

これまでの身体Tips

 

ra927rita1.hatenablog.jp

 

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ra927rita1.hatenablog.jp

 

今日は降って湧いたような休日だったので「何か」をしようと思ったんですけど、昼前に起きて昼過ぎに普通に寝た。

普段何らかの食事を抜くと意識が遠ざかりがちですがそういう訳でもなく、何と今日は雨天にも関わらず豪勢に外食をしていた。冬の贅沢ミラノサンド、おいしかったです。風格がクリスマスディナーの味でした。

 

www.doutor.co.jp

 

これを食べて惰性でPvPゲームをし、これで休日を終わらしてはもったいないからと思い立って、やがて懸賞小説でも書く為の一次小説を書き出し、程無くして飽きて、借りている本を読んでいると異様に眠くなったのが15時頃だった。


その時なんだか異様に寒かったのだが、室温計を見ると18度かそこそこ。室温としては大したことはない。

それにしても寒かったものだからここで今年度初の暖房稼働を考えてはみるものの、この頃は電気代が高いのもあり、できるだけエアコンの稼働は避けたかった。

夏場は使い渋ると死ぬので何も考えずにつけていたが、冬場の東京は雨露と外気が凌げる屋根があるのであれば、ある程度厚着でどうにかなるだろう、程度の気候だ。

 

当座の暖房器具として布団に包まっていると、温まりはするがすぐに眠くなる。冬場の気候、エアコンを付けなくても死にはしないものの、暖房の稼働を避けようとすると眠ってしまうので問題かもしれない。

 

とはいえ折角の休日を寝過ごしたくはなかったので、小賢しくアラームを掛けて小刻みに眠ってやり過ごそうと最初は思っていた。しかし20分後にセットしたタイマーのスヌーズを止めたところで、どうせ休日 何をしたところで良いだろうという投げやりな気持ちが発生して全てを放棄したら、

①他人のサブスクのファミリープランに寄生しているとして、サブスク社員に電話口で詰られる夢

②他人が部屋の窓を割ろうとしているのを目の当たりにし、兎に角警察に通報している夢

③隣家の駐車場に消防車が止まっている夢

④実家から幼少期に使っていた学習机や本棚が届く夢

を立て続けに見た。

夢の舞台が全て現住の賃貸だったため、①②③には妙なリアリティがあったのだが、最後の④になると流石に眠りが深くなってきたのか、全くのフィクションとわかる要素がそこかしこにあり、夢に驚いて目が覚めるフェーズも踏まなくなる。引っ越しを繰り返した時期に幼少期に使っていた家具や物品のほとんどは処分済みだ。

 

夢の中に現れた机は妙に見たことのあるような作りをしていて、引き出しの中で腐らせた植物や、キノコを入れて標本を作ろうとし固まらずに腐ったクリスタルレジンからコバエが大量に噴出されていた。しかしコバエ大量排出ガチャを現実で数回やったことがあるので、夢の中でも大して驚かなかった。

引き出しからは他にも、過去に集めていたような気がする無数のシールや文房具が出て来て、これをいかにメルカリで売りさばくかを考えていた。

 

目が覚めると三時間ほどたっており、身体はだいぶ温まっていた。布団から出ても室温18度程度の寒さしか感じない。昼間の「冷え」は、ここ一週間ずっと午前二時まで寝ない暮らしを続けていたことの「ツケ」を支払う時間を教える予兆だったのでは? 

まあそうやって原因が分かったところで、明日労働があると思うと、布団に入ると同時に「労働を辞めると生計が立ちいかないから要は生きるためには死ぬまで働かないといけない……」ということを考え始める脳をInstagramの画像によって機能停止させないととても眠るテンションにならないので、どうしようもない。寝不足の根本的解決には宝くじの高額当選が必要。

 

今日のTIPS 健康のためには宝くじの高額当選が必要。

 

 

 

今週のお題「防寒」

人がみなわれよりえらく見ゆる日

 

tanka-textbook.com

 

花は買わないし、私には妻も夫もいない。

花の代わりに鶏むね肉を買おうとしたら、三か月前には鶏もも肉についていたような値段が鶏むね肉についていて、びっくりした。

びっくりして98円の大根を買い、大根ステーキを作り、大根の皮をきんぴらにした。

 

www.mizkan.co.jp

 

park.ajinomoto.co.jp

 

今日も今日とてお仕事クソ日記です。

 

さながらおんばひがさのような環境で労働をさせて頂いているにも関わらず労働が嫌で夜も眠れない人間に、Twitterは刺激が強い。

あらゆる人間が労働によって生計を立てている資本主義社会の中で、「労働によって生計を立てる」サイクルに属せないことによって起こる生活上の悲惨がTwitterにあり、一方で労働を苦にして死ぬぐらいなら環境を変えろという情報がある。それに関連して「会社がどうにかなった時のため、お前自身の市場価値を高めて転職するべきだ」という情報もある。

怒鳴らない上司と比較的整った制度というおんばひがさ環境でぬくぬく労働をさせていただいているにも関わらず、労働が嫌で夜も眠れない*1

 

上司にあたる人間が何を言っているのかよくわからない。

「わからなかったら相談をしてね」という助け舟を出されはするし、これを出されるだけマシというのは理解している。しかしそもそも、上司が何を言っているのかよくわからない。

私の理解力側に問題があるにしても、上司は上司で言っていることがコロッと変わる(上司が言うには「情勢を鑑み」といったところなのであろうが)ので、わざわざ上司ちゃんに面談を申し込んで、その時点で上司ちゃんが言っている内容をガチガチに話を詰めるのは、正直時間の無駄であるようにも思う。

これで「報連相をしろ」と時間外に打ち合わせを強いるようであればこちらも打つ手段があるが、今のところ上司側も手が回らないこともあってか、私は割と放し飼いをされているので、そこまで時間外業務が増えているわけでもない。

一日おおむね10時間労働、清く正しく働いている。しかし、主観的にあまりに長すぎる。空き時間は食事と生活、睡眠時間とSNSに当てている。労働に関連するだいたいのものを見ると嫌気が差すので、あらゆることに手を付けていない。

 

 

先週の平日、眠る前にリンク先のnoteを見て、ここで定義されている「第一段階」で足踏みをしている我が身を思った。

人間の心が、段々と壊れる様を見ている。

今は労働をし、対価として賃金を得ている限りにおいて生活の自由を得ているので、この労働をしなくなると賃金は得られず、この自由はあっという間に失われる。他の労働者に寄生するという在り方も頭を過るが、宛てがないので私が労働をするしかない。

NISAの枠で投資信託を買い赤字を出しているが、信仰のままにこれを持ち続けている。iDecoなんて引き出し可能年齢(60歳)になる前にどうにかなってるだろ明日のこともわからないんだからと思っているが、今でさえ死を恐れているにも関わらず、これから時間経過によって自力で引き際を決められるようになるとも思えない。

 

honeshabri.hatenablog.com

 

どうすれば労働をせず生活をしていけるかと思い、高校の国語教師が言っていた「あらゆる生活に限界を感じたら小説を書け*2」という言葉を思い出して小説を書き出してみるが、すぐ二次創作をしてしまう。そっちの方が楽しいからだ。

二次創作をやめろ! そんなことをしている場合ではない。しかし卒業論文と並行して二次創作小説同人誌を作成していた人間に、それはちょっと今更な言葉ではないのか? 何にせよそんなことをしている場合ではないのだ。じゃあ、他に何を? 

空き時間で資格を取って転職に生かしたところで、最初から「労働」をしたくないところでそんなことをしても無駄な気がする。そんなことをするならまだ「楽しい」と思える二次創作をしていた方が有意義だ。そんな日にも眠る前から明日の労働のことを考え、こうも苦しんでいる。

 

それにしたって現状、かなり恵まれた環境において労働の方、させて頂いていますけれども、この場に留まり続けて職務上の責任ばかりが増え、どうでもいいおままごとの帳尻合わせに駆り出されて、自分が始めたわけでもない事柄でいっそう詰められる将来を考えると、あまりに早く抜け出したい。

しかし先立つものがない。アルバイトで食いつないでいくには未来はあまりに不確定なので、とりあえず企業に強い身分で所属だけしておいた方がいいだろうとオフィスチェアを温め、早二年ぐらい経っている。

植物のように家に根を生やし、ゲームしたり本を読んだりインターネットをしたいだけだ。ちょっとしたダンシングフラワーと思ってくれればいい。

しかしこれらは労働をする限りにおいて与えられる条件付きな身の振り方の自由であって、労働をするにせよ環境を変えるにせよ諸々の献身が必要になる。実のところ献身がないにせよ、献身をしているフリを求められる。そうしなければ生計が回っていかないからだ。

生計を回すために所属を続けるとやがて責任が増え、激詰めが発生する事態が既に見えている。とはいえ他所にいったところでこれが変わるとも思えない。生きている限り逃れられないのか?

 


この考えに嵌ると猛烈に落ち込むので、最近は睡眠予定時刻まで残り一時間を切ったところでTwitterを開くのをやめ、Instagramを見るようにしている。

Instagramではもっぱら、他人のハムスターを見ている。華僑コメディアンの切り抜きネタや職業別あるある動画ネタを見ていると、この人達も労働の対価として賃金を得て生活をしているんだと思い至ってしまい、すぐ我に返ってしまって不安が発生する*3

 

本当に仕事が好きな人間というのは、自分が好きなことを仕事にした人間を除けば本当に一握りだと思うし、好きなことを仕事にした人間以外、あんなものを望んでやる人間は存在しないと思っている。

しかしその割に、目に入る他人は皆、折り合いをつけてどうにかやっているように見える。そのようにして体面を保つ必要があるからだ。皆偉く立派に見える。生計を立てるためのままごとに真剣に向き合っているか、少なくとも向き合っているという体面を保っている。

心底仕事をしたくないが、生計を立てなければ生活の自由を保つことはできない。生計を立てられる見込みがつかないのであれば、諦めて真剣にままごとに奉仕をするフリをするか、或いは今すぐ仕事を辞め、残高が尽きるまで気ままに暮らしつつ、身辺整理を進めるかだ。

出勤日前日の夜になると、この苦しみを受け入れるか限界を受け入れるかの二者択一問題が脳内にポップアップしてきて、延々と唸ることになる。

 

どうやって諦めればいい? 

 

給料日を迎えると祈るように投資サイトを開き、祈るように宝くじを買う。楽になりたい。どうせ働くにしても、遊び半分でお小遣い稼ぎをしたい。責任が発生している人間を後目に書類整理だけして、15時ぐらいに帰ってお茶をしたい。日が暮れてから退勤して、少ない睡眠時間を削りながら、これから先の生活に対する不安と労働への嫌気でぼんやりとしたくない。

5000兆円ほしい。5000兆円入った口座を見て、無策のまま会社に所属し続けることによってやがて発生する責任増大怒られイベントのことを恐れたりせず、なんの懸念もなく眠りたい。

そうやって夜は不安で眠れない一方、日中は絶えず眠気と倦怠感があり、便所休憩のついでに毎回5分ずつ目を閉じて、個室の壁に凭れ掛かり、時々揺れている。職場の便所で揺れるダンシングフラワーです。よろしくお願いします。

 

 

 

 

*1:なお、寝入るまでに一時間以上かかると言うだけで、「全く眠れていない」わけではない。

*2:小説を書くことは人生のどの段階でも始めることはできる。なので最初から小説家を最初に目指す前に、一旦他の職業に就いてみろ という趣旨だった。

*3:なのでYoutubeに寝かしつけてもらうことはもうできなくなっている。Youtuberがアップロードした動画を見ると、労働のことしか考えられなくなるのだ

昨日何食べた?

 
 
マジで思い出せない。
 
※以下は完全に日記で、作品の話は一切していないです。
 
(前提)自炊をしている
 
キッチン設備のある家屋に住んでおり、何かと自炊をしやすい環境に身を置いているので自炊をしており、値引きシールの貼ってある材料を買って日々を凌いでいる。
時々調理工程や洗い物に嫌気が差して、インドカレー屋に行く。インドカレー屋は話しかけて来ないからだ。その点中華は若干敷居が高く、それ以外の店は基本行かない。軒先を見るだけで発生する会話や身振り、店員の方を呼ぶに当たっての模範例を思い浮かべることに疲れるから*1
店ごとの作法が存在しなさそうなチェーン店に行けば解決する話ですが、チェーン店はどれもこれも「言うて近いが微妙に遠い」ところにあり、しかも大抵入口に列ができている。なので、「最初からそこで飯を食うつもり」で家を出ないとまず行かない。
 
 
よって「自炊に必要な気力がない」となると選択肢はインドカレーのみになるのだが、幸いにもインドカレーの店でバリエーションが複数店舗ある。
時々ケバブサンドも選択肢に入ってくる。しかし最寄りのケバブサンドはインドカレー屋のテイクアウトで入手できる品数と比較すると若干割高になるので、あまり行かない。
ケバブサンドで割高とか言ってるので、駅前にあるたこ焼き屋はまず行かない。たこ焼きはおやつであって、費用対効果を気にする主食ではない。あれはもんじゃ焼きと同じ分類の食べ物だと思っている。
 
 
 
今日は比較的気力を残しており、さてそろそろ自炊をしようとしてはたと、「昨日何食べた」か思い出せないことに気づいた。
普段であれば、この頃は気温が下がりどうせ虫も出ないだろうと舐め腐って放置しているシンクの洗い物を見れば「昨日は何食べたのか」ぐらいはわかるのだが、今日は珍しく洗い物を済ませていた。
さて昨日は何を作ったかなと思いながら、先日なすの揚げ浸しを作ろうとして片手鍋に入り切らず、冷蔵庫に放置したなすを眺め「なす レシピ」で検索をすると、「チーズ」というワードがサジェストされるので火を通してからチーズを乗せる。
 
 
肉は基本賞味期限スレスレの物を買って冷凍しているので、解凍した形跡がなければ少なくとも肉は食べていない。
話は変わるが、最近出勤時に財布を忘れたことに改札前で気づき、駅から自宅まで取りに戻るとかなりギリギリの貧血めいて状態異常が発生、肩で息をし喘ぐことになる。
体力がない。一応日々のラジオ体操はぼちぼちやっているのだがと荒い息で検索をすると、これは「鉄不足」が原因じゃないかと検索結果が返事をする。
鉄分は意識して取っていないので、おそらく不足しているだろう、と思う。
レバーは好きなので、自分の台所というものを持ってからこれまでに2回ほど、値下げされたものを買って帰って、ハンニバルを思い浮かべながら調理した。
 
 
 
けど内臓って処理が面倒くさいことこの上ないし、レバーを濯いだ後の水を流すと、シンクの受け皿に掛けているカバーの目が一瞬で詰まって臭くなるので、この頃はもうあまりやらない。
納豆と卵を食っていればタンパク質は問題ないだろうと思っているし、キャベツを時々食べているので、きっとビタミンも足りているだろう
 
鉄分はタンパク質でもビタミンでもないので、多分取れていない。家庭科をもっと真面目に受けておくべきだった。
 
そういえば栄養がありそうな食品と言えば牛乳だが、牛乳は数か月前まで168円(税抜)だったものが最近178円(税抜)に値上がりしていたので、この頃はもう買っていない。
ネットで調べて見ると、牛乳には鉄分が含まれていないものの、鉄分の吸収を助けるものらしい。
 
 
鉄分も、鉄分の吸収を助けるものも欠いている食事をしている。
とはいえ大正製薬が言うには、納豆や厚揚げの類に鉄分って多少入ってるらし*2のでまあ食ってはいるかなという感触ですが、一日10mgは多分食べてない。
 
それ以前に、昨日何を食べたかも思い出せない。
頭を抱えながらしなびたニラを冷蔵庫から引っ張り出し、取り敢えず卵と混ぜることにする。
卵さえ食べていれば栄養失調で倒れることはないだろうと、根拠なく信頼している。
 
 
それで、昨日は何を食べたんだったか。
鉄分が明確に足りていないとか他にも諸々足りていない栄養素はたぶんあるんですけど、何が足りないかを考えるに当たっても過去履歴がないと何も始まらない。
 
自炊を日常的にするようになってから半年程度は、あすけんに逐一食事を登録し、「何が足りないか」の確認をしていましたが、いつからか逐一食べたものを登録することが酷く億劫になってしまって辞めていた。今はアプリを開く気にもならない。
 
特にこれといった決定打なくあすけんと別れてから、何となく特売日に購入し、腹が減ったら何となく食べている。
 
時々カレーやシチューを食べたいと思い立って作ったり、KFCが食べたいと思い立って買いに行ったりしている。
 
昨日はそういった記憶がないので、たぶん何となく食べているとすれば、卵か納豆を食べているのだろうと思ったところで、ようやく昨日は納豆オムレツを作って食べたことを思い出しました。
 
 
材料
納豆 1~2パック
卵 2~3個
サラダ油 適当
マヨネーズ 調味料はあればあるほど良い
 
作業工程
①フライパンにサラダ油を入れて火をつける
②卵を梳いてフライパンに入れる
③納豆を混ぜてある程度固くなった卵に載せる
④納豆を卵で包む
⑤皿に載せてマヨネーズをかける
 
終わり
 

 

実家で何となく食べたことがあるものを、何となく再現して食べている。

 

現代に残っている「家庭の味」は大概、どこかのお料理教室や家電発売時に流布したレシピに起源があるのだろうと思っており、今回のこれもそうだろうと思ってレシピを検索したところ、ヒットした居酒屋レシピがメチャメチャ美味そうだった。今度やってみたいと思います。以上です。

 

www.hotpepper.jp

 

*1:実際に話しかけられるか否かではなく、会話を求められる可能性を勝手に想像し、イメージを億劫がっている。

*2:大豆加工品には非ヘム鉄が含まれているらしい。(参考)「鉄分の多い食べ物を知って、効率的に摂ろう大正製薬(最終確認日2022年11月4日)

今週のクソ塗れ日記

 

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暮らしているだけありがたいんですが、毎日本当に楽しいことがない。空き時間でゲームをすると、総受けオタク丸出しのユーザーネームとマッチする。調理をすれば食料が仕上がり、食の喜びらしいものは感じない。かといって外食に金を使うと、なんだか気づまりになる。自分しか養っていないのに、9月分のガス電気代が凄まじいことになっている。気晴らしにどこか出るにしたって、外出したらどこかしらで金を使うことになるのが目に見えている。そもそも業務時間で何もかも圧迫されている。

 

在宅勤務を許容される職場において、大体家にいるのに疲弊している。ただでさえ業務をしているだけでクソ塗れだというのに、たまにオフィスに勤務すると、お前は難易度の高い業務を取りに行くべきだという説教が始まる。

上長、「今やってもらってるのって中卒レベルの事務作業じゃないですか」と言われますが、大学は職業訓練校ではないということはどうお考えなのか*1。というか、職務の難易度が上がったら、給料お前が出してくれるんですか? という諸々を、上長に言うべきか黙って流しておくべきかずっと考えており、そろそろこの悩む時間も腹立たしいので、ボイスレコーダーでも付けて、机の上に置いておくかという心持もある。録音データをコンプライアンス課に持ち込み、私か上長のどちらかを別部署に飛ばして頂く為です。

 

上長の有難いお話を拝聴しつつ、今すぐ辞めてここの業務量パンクさせてやろうか、というような魂胆は常にあるものの、お賃金を頂けないことには暮らしが成り立って行かないので黙しているし、何となればヘラヘラしている。

生きているだけで、定期的に口座へ、賃金に等しい金額が振り込まれてほしい。宝くじを買って、日々事あるごとに祈っている。平日は寝る前に、数年後の自分の有様、つまり、さらに業務量が増え……しかし賃金は端から期待できるものではないので……という悲惨なものを想像し、「寿命まで生きる前提で現状に甘んじる」か「今カスの業務を終わりにし、現状の預金だけで満足に生きられるところまでやる」かを考え始めて、眠れなくなる。

 

そんな中で、最近は72時間無料公開されていた『片喰と黄金』という作品を読み、面白かったなという感想を持った。歴史をテーマにしたエンターテイメント作品という点で、過去の(まだ『片喰と黄金』の存在を知る前の)私に向かって説明するとすれば、「1848年以降北米を舞台とした日本の漫画作品*2。ノリはゴールデンカムイに似ている」という趣旨の説明となります。

最近の楽しいこと、本当にそれぐらい。あと、出張の片手間に文庫本を黙々と読んだ覚えもある。研究を元にした文庫本によくあることと私は思っていますが、前提条件の整理を終えた中盤を越えてようやく面白くなってきたように感じるし、私の側で受容の準備が整った(ので面白く感じる)ということもありましょう。

今もまだ相変わらず二次創作小説をしており、自作を好んでくれたらしいオタクがRT後に「感想良すぎるしか出て来ない」とツイートしてくれたのを見たのは嬉しかったんですが、後日推定同オタクが同じようなジャンル・カップリングのオタクに「FF外から失礼します! こちらのAB作品とてもよくって~~~~(省略)」といったリプライを飛ばしているのを見かけて草燃えた。「そういう場面」を目の当たりにすることが多いのか、或いは「そう言う場面」を見つけ出す才能があるのかもしれない。

 

二次創作をしていることによって他人が承認される場面を、不思議とあまりによく見かける。これは一種の生存バイアスというものであり、「承認されない他人」というのは、コミュニケーションを前提としたプラットフォームでは透明になるので、見掛けるのは必然的に「承認されている他者」となる。

もしも、多種多様な顔文字を使い分けつつオタクと交流するアカウントの運営者に、私の妄執(二次創作小説)を発表してしてもらったら、たぶんだいぶ違うんじゃないか、という夢も見ている。

とはいえ、夢は夢ですし、これについては現実の私が悪い。他人と交流を持ち、どうにか馴染むための努力をしていない。コストを払わない人間に対して何かを支払う人間というのは稀。そもそも、自分が自分の脳の形に特化した二次創作をする(というか、二次創作というのは得てしてそういう、自分のために成されるものと考えている)ので、他人が見てそこまで言葉を尽くす要素はない、というのも考えられる。

が、自省よりも先に、兎に角、他人がされるような承認を受けることは、おそらく今後無いでしょうし、おそらくこれから先、別段楽しいこともなく、業務は重いものを回されていくんだろうけど、生計を守るためにはそれを唯々諾々と飲まなければいけないのか。

それでもまあ、ある程度まとまった金がもらえるというだけマシなんだろう。いずれ死ぬために、辛いことをこうもやり過ごし、趣味らしい趣味もなく、承認される他者を横目に見て……ということを、延々と思っている。

 

これを就寝前に考え始めると眠れなくなるので、今週の日月火は就寝前にダ・ヴィンチ・恐山のゲーム配信を聞き、張り上げられることのない他人の声に、そこに存在する他者の気配のようなものを感じて、和らいだ心地で眠った。

火曜の午後辺りには、ダ・ヴィンチ・恐山に対して異様な好感を持つようになっており、ああいう「無害さ」のある人間を連れ合いにしたいと思いつつ業務をやり過ごしていた。

しかし、それはあくまで相手が「画面の向こうにいる」存在であるからして「無害」なのであり、これが存在として肉薄していればションベンもウンコもするしオナラもする。生理現象なら兎も角、その他共同生活にあたり齟齬が生じることは当然起こるであろう。

無害な人間というものは存在しない。他人への第一印象に「無害」という言葉を使う時点で、往々にして「自分にとって都合がいい」存在として相手を見做しているわけで、Youtubeの配信を見ている分にはその程度の認識でも構いやしないだろう(と私は思う)が、この認識の粒度で「この人間を連れ合いにしたい」というのは如何なものか。

 

結婚をしたいというか、周囲がマッチングアプリや何やらを駆使して「は~い二人組作って~」に対応しているのを見ると、そうした方がいいような気もしてくる。

今日が一番若い今の自分ですら、誰とも喋らないことがざらにあるのだから、これから先もっと体調が悪くなったりして、一人で動けなくなって、誰とも話さずに床のシミになる将来が訪れることを考えるのはあまりに容易で、その時点でQOLが下がる。

そういえば上長も、「まあ〇〇(私)さんは、これから先もしかすると結婚して、そのまま辞めてやろうというキャリアルートを考えているのかもしれないけれど……」という説教をしていた気がしますが、とはいえ、結婚して経済力を相手に握られた母親のあまり愉快ではなさそうな暮らしを見ていた経験を元に考えると、私は架空のパートナーに経済力を期待し職を辞するのは精神衛生上よくないであろうし、そもそも、人脈もクソもない現状、それはおよそ現実的ではない。

 

夜に起こるそういった無益な考え事を、ダ・ヴィンチ・恐山の配信を聞いて気を紛らわしていましたが、ダ・ヴィンチ・恐山は著作やライター業、そして(おそらくは)チャンネルへの出演等によって立派に生計を稼いでいるのだ。自分の能力を生計につなげるというのは、それなりの地獄でもあると理解しますが、やはり素晴らしいことだと思う。

私も、自分が存在しているだけで、或いはそうストレスを感じない業務をこなしつつ、フルタイムで労働をせずに金を稼ぐ道はないものか、と考え始めるが、フルタイムの労働の金払いに及ぶ何かを見いだせない。

生計のための労働、金はあればあるだけ将来への不安は消えると言いますが、じゃあ、いつまで金が掛かり続けるのか。私はいつまで生きるのか。人はいずれ死ぬ! 死ぬ……死によって主観が失われることが何より恐ろしい。思考が脆弱なので死後の世界を信じることも出来なければ、無を受容することもし切れていない。

ここでYoutubeが、これまで再生していたダ・ヴィンチ・恐山のトラック配信から任意の動画へ飛び、「宇宙は永遠ではない」と言い始める。眠る前にYoutubeを見てはいけない。Youtubeには不安が多すぎる。

 


www.youtube.com

 

そこで水曜の夜辺りから、Instagram著作権とか肖像権が存在しないエリアから配信されたようなオモシロ動画を検索し、ウィ~~~↑というふざけた声を伴うとぼけた音楽と共に、ネコがズッキーニにびっくらこいて吹き飛んだり、赤ん坊が急に満面の笑みで母親の顔に向かって吐き戻したりする動画を見ている。

オモシロ動画投稿アカウントにはいくつかあるが、動物や赤ん坊の他愛もないものをネタにしたものよりは、やはり赤の他人が事故で器物を損壊したり、ちょっとした事故が起こっており、これともすれば後遺症が残ったんじゃないか、と思わせる程の、派手な吹っ飛び方をしている人体を見る方が面白い。

おかしなものを笑うという行為は嘲りに近しく、笑いという行為は本質的に攻撃であるとどこかで聞いたような気がするが、どこで聞いたのか思い出せない。

 

無料公開の漫画、ちょっと読んだ本、ダ・ヴィンチ・恐山のゲーム配信、赤の他人が金玉ぶつけてもんどりうっているオモシロ動画。自分の二次妄想を何らかの形にできてから、それが他人同士の賞賛の中で、誰も手を付けない流しそうめんのようにツーっと流れるのを眺めるまでの間の時間。あと最近はアニメや大河ドラマのリアタイをしている。

何らかの「楽しいこと」は時々起こっていて、それが時折痛み止めのような働きをしているんですが、そもそも「生計を立てなければ暮らしていけず、暮らしていくためには労働をしなければいけない」という構図が根幹にある頭痛に、一時的な痛み止めを当てているだけなので、「日々楽しいことを数えて暮らそう」というのは応急処置に過ぎず、これで凌ぎ切れることもあれば凌ぎ切れないこともある。

この構造が悪い。

とはいえこの構造をぶち壊す程の権力を持っていないし、この構造に取り込まれないだけの宛てもない。人間は社会的動物なので、基本的に社会に属して生きるという形態をとるのがおそらく楽だろう、と思う。

それならば、どこまでこの構造を宛てにして生活し、どこでそれを辞めるのか? 取り敢えず金があった方がいいので現状維持の選択を繰り返して、三年ぐらい経過している、と思う。気分転換をするにも本を読む気力がないのでゲームを立ち上げ、わけわからんカップリングをユーザーネームにしたオタクとマッチングしてしまう。

 

 

tree-novel.com

 

*1:一方で、「大卒」である程度の誤魔化しが効くという現状を逆手に取ったキャリア形成をしている以上、あまりその点について突っ込んだことを言うとこちらの利益を損なう

*2:作中の人物が「馴染みのある」ような堀の浅い容姿で描かれている点に、親しみやすさというか、「日本の漫画」の要素が強い作品だな と感じた記憶がある。単純にそう言う絵柄という可能性もあります。

仕事が嫌すぎて残業しながら泣いてる

 
泣くな! パソコンの画面が見えなくなるだろ
 
運良く社会の歯車をやらせてもらっていて、大変ありがたいことに自宅の椅子を温めながらパソコンで作業していれば、月に一度お金を頂ける有り難い身分で生活をしている。
社会人、学生バイト要員として働いていたときより、よほど大事にされている。というか、バイトで働いていた大学やコンビニエンスストアなんかより、今のところ会社の方が治安がいい。
上役はコンプライアンスという言葉をちゃんと知っているらしい(大学教員はこのへん知らないことがある)ですし、まだ若く見える人間らしいということもあってか、諸々差っ引いて面倒を見てもらっています。会社ヌクモリティ。
 
ぬくぬくおんばひがさの下、特に何も嫌なことをされたわけでもない。強いて言えば、仕事を振っていただいて火が着いたように泣いてる。
仕事を振ってくれる上司が憎い。
社内稟議でなんかよくわからん机上の空論をゴチャゴチャこね始める上役(卓上の奇人と呼んでいる)のことなんか、二度三度この手で楽にしてやろうかと考えている。
その度に、作業机の上に放置している、妹がくれたお土産をじっと見つめる。ベ平連反戦意見広告をもとにしたものだ。
 
 
業務の中にも、「まだ耐えられる業務」と「耐え難い業務」があって、自分の領域にこもっているうちはストレスが少ない。
時間経過湧き一人完結業務はそこまでのストレスなくこなせる。
あとは、特段締切の決まっていない庶務業務、締切が決まってはいるものの出すもの出したら文句はない庶務業務、庶務業務なら、そこまでストレスなくこなせるかもしれない。
 
最近は社内稟議を通す系の、いわゆる「根回しをする」必要のあるタイプの仕事が湧いてきて、その度に咆哮しているし、資料を出すたびわけわからん指示が出るストレスで脳がやられたので、今日の15時ころまで3+7=9だと本気で思い込んでいた。違った。10だった。
何故こんな辱めを受けなければならないのか。丁度ウェブ会議の向こうで卓上の奇人たちが談笑しながら「〇〇も確認した方がいい」「頭の体操としてですが」「教えてもらいたいんですけど」と和気あいあいと仕事を増やしやがる。ミュート。咆哮。
壁の薄い部屋で生活をしているので、公道を通過するみなさんも、咆哮する在宅ワーカーの存在に、薄々お気づきなんじゃないかと思います。
 
とはいえ、趣味じゃなくて仕事なので、根ぐらい回して金を貰えよ。金は出るじゃん。税金で弱体化されすぎて、何をするにもちょっと微妙な額ですけど、それでも金が出る。
今のところこれで、弊社ちゃんが私の存在に出してくれるこのお金で私、生計を立てて安定した暮らしをしています。お金を使って個人の手による二次小説とかいう、絵師の方に表紙イラストを依頼する口実、厚みのあるイラストのネットプリントをしても、クレジットカードの引き落としで怯えなくても良い暮らし。
 
この生計がなかったら、どうやって暮らしていくんだ? と思うと同時に、これから先私は、ずっとこうやって咆哮しながら暮らしていくのか? という不安がよぎる。
人生100年時代、70代の就労率が高いとニュースで出るたび、IKIGAIIKIGAIって馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返しますが、単に金が必要だからじゃないのか。金がなければ生きていけない。預金残高が寿命の目安のように見える。
 
いっそこの在宅ワーカーを辞めて、オフィスに戻ったほうがいいのかもしれない。
ウェブ会議中にミュート咆哮できているから、まだ大丈夫だろうと見込まれ仕事を振られるのであって、卓上の奇人が暴れだすと同時にブチギレかましたら、たぶん結構早いタイミングで仕事振られなくなると思う。
でも、仕事をしないと生活ができない。これから一日8時間近く社会人ちゃんの着ぐるみを着て咆哮し、目を腫らしながら退勤するんですか?
 
 
こういう根本的なことを考え始めないために、娯楽で自分の機嫌を取る必要があるんですけど、今日は娯楽でガチャ引いて、ご祝儀一回分ぐらい擦ってから、将来へのぼんやりとした不安を覚え、金遣いの手を止めた。
 
出費の用事を数える。直近のご祝儀、それに伴う被服代、美容院代、日々の電気代、水道代、光熱費、通信費、携帯料金、家賃、交通費、サブスクリプション、食費、今日は食事をしないことにした。無意味に使った金のことを考えると、懐に入る前に消えた天引き税金のことを考えてしまって、飯が喉を通らないため。
 
どのキャラが来ても嬉しいガチャならニコニコなんですけど、目当てが一つしかないとガチャ、実質お札をシュレッダーに掛けているようでゾッとしますし、運要素を金額でどうにかするという趣旨なので、中途半端で正気に戻るとこうやって、結局手元に虚無と憎しみしか残らない。本当に良くない。
 
人によっては、あれで快楽を得られるかもしれないんですけど、たぶん「金が戻ってくるかも!」という期待を胸に抱けるだけ、私にとってはパチンコのほうが有益かもしれない。まだやったことがないので実際どうだかの真偽は不明です。
 
 
なぜ、こんなことをしているのか。一日8時間、今日は卓上の奇人たちの活躍によって十時間。
それでも自分が可哀想だと思えないので、悲しくて泣いても涙が出ない。全くかわいそうじゃない。安定感が凄い。「私なんて……」と思ったことがない。堂々たる自我。
これがコミカルな外見から離れてツイッターに立ち現れるとき、自動翻訳越しにもそれを「傲慢」と感じさせるのかもしれません*1
 
会社が嫌すぎて出る咆哮は、どっちかというと、絶望に近い。そして、こんな会社とか社会いう巨大おままごとを必死に成立させようとしている、全てへの憎しみ。
 
なんで私が、こんな目に遭わねばならないのか。人並みに生きるためだ。衣食住に困らず、そこそこの社会的生活を送るためだ。そのための8時間労働。今日は10時間労働。
 
理論上は、辞めたければいつだって辞められるが、これ以上の待遇を望むことは難しいと知っている。
 
能がない。それで金を稼ぐ! と一本気に思えるほどの、価値のある趣味も、芽が出る見込みのある特技もない。他人に価値を認めさせようという努力をしていない。
 
価値も能も愛嬌もコネもありませんが、労働者なので自由に暮らせている。労働者である限り自由。
 
この条件付きの快適な暮らしを打開する目処が立たず、定期的に咆哮を上げる。
 
社会人ちゃんの着ぐるみの中に、虎がいる。
虎は今日、ご祝儀分勢いよく課金して何の成果も得られずに、空腹と腫れた瞼を持て余している。
 

 

山月記

山月記

Amazon

 

*1:私はこの「傲慢」という私への感想は適切ではないと思っていて(傲慢ポイント)、どちらかというと「可愛げのない」が適切ではないかと思っている。誰かが見てくれているかもしれないから宙に向かって感謝するオタク仕草のようなものの一切を廃しているので、確かに愛嬌はない。もっというとツイッターのことを交流会場として見ているか、部屋の壁として見ているかの認識の差によるものじゃないかと思う。

現地ツアーを予約する時はレビューをきちんと確認しよう!(タイの水上マーケットツアーでボられた話です)

 

そもそもちゃんと調べろ、という話なんですけれども。

 

 

 

2022年7月にタイへ旅行に行った。

観光立国タイ*1では2022年6月から入国要件が緩和されており、タイランドパスの事前取得=新型コロナウイルスワクチン2回接種済み証明または陰性証明、100米ドル以上の保証がある医療保険に加入してパスポート情報と一緒に事前登録をすれば、隔離期間なく入国可能になる。

「ここなら行ける」と思ったから行った。

Twitterだけフォローしているが、同じ学校に在籍していたころには挨拶さえ数える程しかしたことがない同窓生も、ちょうどバトンタッチするような日程でタイに飛んでいた。

海外で不安になりたい人間の間で、今タイがブーム! いや知らんけど。

 

ちなみに2022年7月からはタイランドパスが廃止され新型コロナウイルスワクチン2回接種済み証明または陰性証明で入国可能となった。ここに無意味に100米ドル以上の保証がある医療保険に加入した旅行者が爆誕した。

 

閑話休題

 

タイに行ったので折角だから水上マーケットでも見ておくかと思い、水上マーケット観光タクシー貸し切りプランを予約した。以下では、このプランの感想について記録していきたいと思う。
わざわざ一つのプランに参加した記録を残すなら、プラン販売ページのレビューなり口コミなりに書けばいいじゃんというのは大いにあるんですが、その点についてはおいおい明らかになります。

 

www.kkday.com

 

何故他のツアーではなくわざわざタクシーをチャーターしたのかというと、


①ガイドが居る方がなんか高い気がする(これは誤り、高い気がするだけで、チャーターもそんなに値段は変わらない。タイまで飛行機で飛ぼうとしている人間目線だと誤差の範囲。)

②アンパワー水上マーケットを検索した時に出て来た、「蛍観光」をなんとなくしたくなったものの、蛍までカバーしているガイド付きツアーが上手いこと見つからなかった。(これが一番大きいかもしれないが、冷静になって考えてみると別に尻が光る虫を見たところでな……とも思う。虫好きじゃないし。まあ旅行っていうのは冷静さの対極にありますからね。)

③団体行動が嫌い(単純な行動としてはかなり得意だと思うが、単純に嫌い。)

 

これを加味した上で以上の旅行サイトにあるこの口コミが決め手になった。



 

いい感じですよね

 


※なお、以下のスクリーンショット画像は全て、当該ツアー斡旋ページの口コミから引いて来たものだ。最終確認日は2022年7月22日。

 

思い立ったが吉日、アカウントを取得し早々に申し込みを進める。

 

残念ながら自分の時間を売って安心を買い生計を立てている社会人をしているので、間に三連休を挟む実質たかが三日の休みもペコペコして回らなければいけない。

従事する業務が自己裁量で止められる類のものではなく、控え要員が居ないということもある(人員を増やせという話はずっとしているが、誰も入ってこないのだ どうして?)。

要するに、恒常的にちょっとずつある仕事が延々と続いていく賽の河原の石詰みのようなルーチンワークに従事しており、ちょっと連続で休もうとすると請求書の締日や上流から流れてくる突発案件などがバタバタ暴れはじめるのだ。うるせえ!!!!! 俺は休ませてもらうぞ!!!!!

あと同軸で、妹がなんか知らんけど買ってくれたファイアーエムブレム風花雪月をプレイしつつ、エーデルガルトとディミトリの支援二次を探している。やることが多い!(ここまで前振り ここでちゃん下調べが出来ていれば今回の記事は発生していないため。)

 

 

 


出国(仕事からの脱出)

仕事を放り出して成田から飛行機に乗り込む。

平日の昼間ということもあってか、成田空港の売店は薬局とユニクロ以外全部シャッターを下ろしていて不景気な感じですし、JALABCのWi-Fiを借りた同行者は北ウィング1階受け取り口→南ウィング→北ウィング4F受け取り口をピンポン玉のようにラリーされていた。今受け取りをしているのは北ウィング4Fだけらしいです。

 

7月のタイは雨季にあたり、観光シーズンではない。

 

www.thailandtravel.or.jp

 

ちなみに観光シーズンは11月~3月です。
ここでもあんまり真面目に情報収集が出来ていないあやふやな状態で飛行機に乗ってしまっているので、「雨季 タイ 観光」で検索して出てきたブログを閲覧し、「雨季というからにはまあ雨に降られるだろう」と曖昧な覚悟していたのですが、

 

クソ晴れ



晴れ女居た?

 

もしかすると雨季って、「クッッッソ暑い」ってことなのかもしれない。

いや、暑気(4-5月)が一番暑いってタイ政府観光庁は言ってるんですけど、とにかくクソ暑い。

9時を過ぎると既に殺人的な陽光。ちょっとでも日差しが陰ってくると、太陽光の直撃を免れほっと一息つく間もなく、待機中の湿度七割越えを確信する湿った熱気。12時~15時は、ヤバイ(語彙がなくなる)。

まだ高層ビルやショッピングモール、街中のゴン太電線がところどころ垂れ下がってる崩れかけのアーケード等、日差しを遮るもののある場所をウロウロしている分には何とかなりますが、遺跡や寺院等遮るもののない場所でカンカンに照らされていると、身体が焼石のようになる。

日差しを遮るものが無ければ、間違いなく日射病で死ぬ。

同行者は服から露出していない部分に日焼けを感じ、おそらく同行者よりは鈍感な身体の作りをしている私もシャツの襟ぐりが赤く腫れあがった(日焼けかと思ったが、数日置いたらあせもになっていた)。帽子か日傘のいずれかがマストアイテム。

 

16時を過ぎると段々、「日光対策で着ている長袖の上着のせいで暑い」と感じられるようになりますが、それまでは日光が痛くて、長袖を着ている暑さよりも、脱いでいるときに剥き出しの腕に感じる日差しから来る熱さの方が強い。

 

クッッッッソ暑い中で日々の行程をこなすことにいっぱいいっぱいになっており、水上マーケットについてロクに調べないまま旅程は過ぎて行った。

 

 

水上マーケット貸し切りタクシー予約当日

プランでは運転手がホテルロビーに迎えに来るのだが5分過ぎても来ず、電話をすると駐車場の方にいるとのことだった。

なお、この貸し切りツアーは各所を見終わったらタクシー運転手に電話してピックアップしてもらうことを前提としているので、現地で使用可能なSIMを入れるか現地携帯電話を借りるかして電話できる状態を作るのが必須です。

e-SIMという選択肢もありますが、これはおいおいまた備忘しようと思う。

 

とにかく、電話をしながらホテルロビーを抜けて駐車場に向かうと、確かにいる。娘とのツーショを待ち受けにしているおじさんと合流。

今日の登場人物は以下です。

たぶん私より英語喋れる筈なんだけど、折衝を私に任せようとする同行者。

「チェックイン」という単語を忘れて無意味に手を動かしたりする私。

英語を喋ってると思いきやタイ語を喋ってることがある運転手。

登場人物紹介終わり。

 

今回10時間チャーターで出した希望行程は、

①ダムヌンサドゥアック水上マーケット→②メークロン市場→③ワット・バーンクン→④アンパワー水上マーケット→⑤アンパワー蛍鑑賞の行程でした。

 

バンコク市内(サームヤーン駅の近く)からダムヌーンサドゥワック郡(ダムヌンサドゥアック水上マーケットがある場所)やアムパワー郡(アンパワー水上マーケットがある)まではおおむね一時間半程掛かるとのことだったが、時速120kmを出しつつ余裕でながらスマホをしている運転手の後部座席に座りながら辞世の句を考えていると、一時間と少しで着いた。

 

①ダムヌンサドゥアック水上マーケット

www.thailandtravel.or.jp

 

ここは午前に活気づくそうで、ガイドブックには遅くとも8時までにはバンコクを出発するようにとありますし、運転手からも「あそこは朝に行くもんだ」と茶化すような口ぶりで言われたりしましたが、諸々あって9時にバンコク発のツアー行程ということもあり、まあ話のタネに閑散とした市場を見ますか、というテンションでの参加でしたが、意外と賑わっていた。

 

実際市場部分がにぎわっていたのかは不明なんですけど、少なくとも一人1000バーツでボートを貸し切りにしてくれる主観的にはぼったくりボートのルート上はそこそこにぎわっており、あんまりおいしくない果物(ここ以外であんまりおいしくない果物を食べることはなかった 逆に不思議 100バーツ)を売っている船とか、普通においしいココナッツアイス(70バーツ)を売っている船がそこそこに行きかっていた。

 

何で1000バーツでボートを貸し切ったのか?

運転手がボートツアーの出発地点の駐車場(周りに何もない)で我々を下ろし、ボートツアーのスタッフが早速車を取り囲むと我々を連れて事務所に向かい、「これがツアーの行程ですよね」という当然顔で支払いを迫ってきたから。

 

ここで水上マーケットの仕組みというか、ダムヌンサドゥアック水上マーケットについてちゃんと調べていれば、ここで別に船に乗らなくともダムヌンサドゥアック水上マーケットには行けるとわかるんですけど、その時は「水上マーケットっていうからには船に乗らんとあかんのかな~」ぐらいで乗った。

 

ちなみにタイ・バンコク、50バーツ支払えば結構まとまった飯が食べれますし、300~500バーツで本式のタイ古式マッサージを受けられる世界です。

 

また、ぼったくりボートに乗るとダムヌンサドゥアック水上マーケットまでの間にぼったくりボート専用の市場が開かれており、鍵づめを使って観光客を捕獲しては何かを買うように迫るイベントがある。

700バーツの象のぬいぐるみとか、100バーツの果物詰め合わせ(おいしくなかった)とかがあります。

この辺りについては同じツアーに参加した英語圏の人間が血で書いたような体験記を残してくれているので、こちらをご参照下さい。

 

 

水上マーケットは観光客をターゲットにして、他所でいくらでも安く売られている土産物をただの屋台で売りつけている。

値段にして2000バーツのボートツアー(一時間)は、まるで金を払って観光客向けのショップを訪れ、屠殺の順番を待つようなものだ。(文中抜粋)


なお、通常の旅行記を見ると、水上マーケットの船は150バーツまたは250バーツぐらいで乗れる。

 

ダムヌンサドゥアック水上マーケット1000バーツボート貸し切りツアーの良かったところ

 

トイレが綺麗だった

 

途中でダムヌンサドゥアック水上マーケットお土産コーナーのようなところで船から降ろされ、20分ほど放置される。

高速道路のサービスエリアのようなその空間では、ココナッツシロップがウェルカムドリンクとして提供されていたり、推定ココナッツシュガーを食べさせてくれたりする(提供者はビニール手袋をしている)んですが、ここのトイレは無料の上にかなり綺麗、異臭もしなかった。

 

約一時間の行程が終わり、貸し切り1000バーツボートがツアーの出発地点に戻ると、ツアーの行きがけに撮影された写真をしつこく販売される(100バーツ)が、その時700バーツをゾウのぬいぐるみでなけなしのバーツをスったばかりだった(買い物へたくそ選手権)こともあり「お金ないんです!!!!!」と絶叫すると引き下がってくれた。

たぶん現金スッカラカンになった観光客慣れしてるのか、よほど荒んだ顔をしていたかのどちらかだと思う。

 

 

②メークロン市場

www.thailandtravel.or.jp

 

メークロン市場は線路の上で堂々と市場が催されており、列車が通過するときだけ市場の屋根なんかを申し分程度に片付けるという感じで営業している。

「タイ 市場」で検索すると結構画像が出てくる。フォトジェニックな有名スポットです。

 

さっき1000バーツの貸し切りボートに捕まったダムヌンサドゥアック水上マーケットや、後述するアンパワー水上マーケットと比較すると、なんだかんだここが一番地元に根差した雰囲気の市場だった。

マンゴスチン1kg40バーツ、なんか果物を凍らせた謎の細いアイスキャンディー2バーツ、明らかに鉄道通過見学外国人観光客向けの店のマンゴージュース50バーツ、同行者がマズいと言って食べなかったなんか中華風の平麺が100バーツと少しぐらい。

 

 

そこらで味噌のような色をした調味料がカゴに山盛りになって置かれて、甘辛いようなムッとする不快なにおいを放っている。

また、ここに到達したときの時間が11時頃だったということもあり、日射で脳が茹だる。判断力の低下を感じる。

 

メークロン市場自体はそこまで長くなく、一通り歩くとメークロン駅に到着する。

ここに来るまでメークロン市場が廃線の上にひしめき合うマーケットと思っていたらしい同行者は、「なんだこんなもんか」といったコメント。

 

メークロン市場と並走している位置関係の屋根付きの市場では魚や肉が平置きされて売られており、蠅がブンブン飛び回ってかなり雰囲気があります。

 

時刻表(市場入口の店に置いてある)

 

メークロン市場は見て回って一時間潰せるような広い場所ではなく、勿論この暑さと日光の下で一時間もウロウロすると人死にが出るので、ホリエモン似の鼻マスクおじさんが客引きをしている明らか外国人観光客向けの飲食店に転がり込んだ。

空調がないと間違いなく死ぬ環境に置かれている。一方でタイは格差が激しい国でもあり、グーグルマップの教えに従ってバンコクを少しウロウロすると明らか電気通ってなさそうな高架下にお住まいの方などをちらほらと見かける。

あと、これほどの空調を賄うタイの電力供給ってどうなってるんだと思って調べたんですが、六割は天然ガスらしい。

 

電車が通過する時刻が近づいてくると観光客が段々と増え始め、店内に居座ったノーマスクの欧米人観光客団体が店外のベンチに向かったのを皮切りに、店内でたむろしていた観光客がなんとなくそちらに向かい始める。

鼻マスクのホリエモンと各店員は店の前の庇を長い棒を使って外しながら、店外のベンチに群がる観光客に「ベンチの上に立っていいぞ」と指示をする。そうしないと見えないらしい。

 

 

 

 

メークロン市場について前知識がない同行者が廃線と思う程平然と市場が開かれていた線路の上に、果たして本当に列車なんか来るものかと半信半疑で眺めていると、その内メークロン駅の方向から警笛が聞こえて来て「あっこれ本当に来るんだな」と脳が理解する。警笛からしばらくすると、ゆっくりと列車がやってくる。

列車の運転手が窓から手を出しており(ハイタッチかな?)と思っていたところ、ホリエモン似の店員がビニール袋に入ったドリンクを運転手に向かって突き出し、運転手はハイタッチの要領でそれを受け取って行った。

 

遮断機の入る程の隙間はない近さで見上げる電車はこれまでにないアングルで、ホームから落ちた時に待避所から見上げる電車ってこんな感じかなと思った。

 

ここで旅程中で初めて日本人観光客とはっきりわかる四~五人の集団に遭遇(タイミングが良かったのか悪かったのか、或いは単純に母数が少ないのだろうが、王宮等では一度も見なかった)し、「ここの人たちからすると日常だよね」とか、「なんだかんだ〇〇さんの言う通りに観光が進んでてマジ凄いな~」という話をしていた。

その後、同行者とはしばらくの間、複数人の旅行って大変じゃないだろうかという話で盛り上がった。十年超顔を突き合わせていると話す話題が尽きてくるので、目に着いた他人がいるとすぐにその話で盛り上がってしまう。下世話だ。

 


③ワットバーンクン

ワットバーンクンに向かう。

時刻は11~12時頃、太陽が今まさに天辺で煌々と輝いている時間である。日差しが恐ろしく厳しい。同行者はここで10バーツのココナッツアイスを食べたが、彼女が言うことには「これは市販のアイスにココナッツシロップを掛けただけの味だ」と言っていた。一匙二匙食べさせてもらった私には、違いがよくわからなかった。

 

ワットバーンクンについては事前にタイ政府観光局のページを流し見る程度のことはしていた。

 

www.thailandtravel.or.jp

 

なんとなく写真のイメージのまま、「本堂が菩提樹に埋もれてる、遺跡みたいな現役の寺」をイメージしていったんですけど、ゴリゴリの現役寺だった。

 

現役寺

 

現地の人かタイ人観光客かわからないものの、結構な人が金箔を持って靴を脱ぎ本堂に入っていく。

本堂は確かに菩提樹に埋もれているが、なんか真新しくどでかい建物が本堂から離れたところにいくつか立っている。

入口には「ワットバンクーン&バンクーンキャンプ」という記載があり、何らかの施設が併設されているのかとネットで調べたところ、タイ語しか出て来なかったので検索を断念した。誰か知っていたら教えてください。

 

 

④アンパワー水上マーケット

www.thailandtravel.or.jp

 

アンパワー水上マーケットはダムヌンサドゥアック水上マーケットと比較して「ローカルな水上マーケット」という口コミを聞いていたんですが、こここそある意味、最も観光地化されていないか……?といった感じの、風情のある景観だった。

 

100バーツの座席(後述)の眺め

物価は、確かにダムヌンサドゥアックと比較するとはるかに安いとは思う。

一方で、そこまで広い市場でもないので、お土産を市場で買うのであればダムヌンサドゥアック水上マーケットか、何ならメークロン市場がいいのではないかと思う。

個人的にはメークロン市場の方がいいと思う。ダムヌンサドゥアック水上マーケットよりも規模はだいぶ小さいものの、値段ははるかに安かったからだ。

しかし、ペニスを象った置物とか灰皿とか、あとなんかよくわからないゾウの絵?とかは、見る限りダムヌンサドゥアック水上マーケットでしか売っていなかった(気がする)。

とはいえ、そもそも水上マーケットで雑貨は買うべきじゃない(観光地価格だから)というのは、他の方の旅行記でも言われていたような気がします。

その手のものは「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」で買うのが一番いいらしい。今回行けていませんし、これを紹介している旅行ブログのリンクも喪ってしまったので、最早風の噂のレベルなんですけど……

 

ところでアンパワー水上マーケットなんですけど、貸し切りタクシーツアーリクエスト時、ここで馬鹿正直に「蛍鑑賞」とリクエストに書くと、また運転手が貸し切りボートを斡旋してくれる。

アンパワーはダムヌンサドゥアックと比較すると遥かに小さい規模の市場なので、最初からボートツアー発着地点に連れて行くのではなく、何かの元締めのような迫力ある女性の元に連れて行かれ、「船に乗りたければ1000バーツ、蛍鑑賞が終わったら運転手がここに迎えに来る」という手筈を板に水を流すような流暢さで説明してくる。

 

一方の私も、アンパワーについては事前に観光客の口コミを見ていた私は、アンパワー水上マーケットの蛍ボートは50バーツ程でどこでも乗れるということを知っていた。

なので「チケットはここじゃないところで買う」と言い張るものの運転手はここぞとばかりに英語が聞き取れない様子(だし、私の英語は確かに酷い)になる。

「貸し切りはいらない、1000バーツは高すぎる」と繰り返し言うと、「一人100バーツで他の観光客と同席」というところになるものの、「だからお前からはチケット買いたくないんだって」といっても話がらちが明かなくなるので、仕方なく100バーツを払うことになった。

 

蛍鑑賞は19時から、アンパワーに到着したのは16時過ぎのことで、3時間潰すにはなかなか狭い市場だったもので、一通り見て回ってから同行者と私は適当なベンチに座って快適なインターネット環境を楽しみ、そこで蚊に刺された。

見て回っている合間にも中国語や英語で「蛍鑑賞60バーツ」とうたう文句を何回か見聞きし、私たちは結局100バーツ払って60バーツの船に乗ることになった。

暗く暮れかかる空に、17時頃に雨を降らせたでかい雲がそこかしこにもくもくとしており、雷の音がする度に空が紫色に光った。

雨季なので蛍は見れないんじゃないか(何なら蛍観光をせずに帰ってもいいぐらいの気持ち)と思っていたが、私たちが船に乗った時は結構蛍が居た。

とはいえ、火垂るの墓やリトルマーメイドで描写される「いい雰囲気を作り出す」タイプのあのムードはなく、なんか暗い豆電球がチカチカしてるな~という感じだった。

あの蛍は蛍そのものの美しさというより、心理描写の一環に近いんだなと実感。

 

旅程後突如運転手から斡旋されなんか断っても断り切れなかった現地ツアーについて催行会社に問い合わせたところ、以下の返信が来た。

 

 

「1000バーツの貸し切りボートはオプションなので、そこで断れば普通にダムヌンサドゥアック水上マーケットに向かう」

「アンパワー水上マーケットの蛍ボートは、外国人は一律100バーツ。60バーツというのはタイ人の価格」とのことである。

前者はダムヌンサドゥアック水上マーケットについてよく知らず、適当に流されて支払った私が悪いのだが、後者では現地で60バーツで外国人を案内する看板を見ているし、実際外国人だって60バーツで乗れるという口コミを見ている身からすると、この回答は好意的に見て「先方が把握している状況が実態に即していない」か、悪く言えば「嘘を吐いている」ということになる。

 

と言う訳で、その旨を当該ツアーページの口コミに書いてみた。

が、言ってしまえば当然ながら、ツアーサイトの口コミは評価が良い順にソートされてくるので、私のシャウトはいくらページをスクロールしても出て来ない。

今パソコンで当該ページを見たら評価順でソートできたんですけど、スマホアプリ版だと「低評価順」のソートが実装されていない。

 

その代わりに、「友人」とか「一人旅」とか、旅行者の属性別に撮影された写真をソートすることができる。

試しにソートして他の観光客の感想を見ていると、以下の感想が出てきた。

アプリ版レビュー>会員様提供画像>「友達」から閲覧できるレビュー


おや……冒頭に掲載したトップソートの感想と一字一句たがわず同じじゃん……と思って戦慄して記事を書き始めたんですけど、

記事を書きだし、誤字を修正しながらよく考えるとこの感想がトップの感想として掲載されている(そして匿名で感想を投稿するという選択が機能していない)、ということではないか……と思った。

 

いずれにせよ、ここでよく確認すれば「運転手ガチャ」という事ぐらいは、ネットで確認できる低評価レビューから確認できたんじゃないかな……と思いました。旅行前にはよく確認してください。諸々を(自戒)

 

 

 

 

*1:2019年度の外国人観光旅行客受入数ランキング8位(39,916千人)、ちなみに日本は15位。「世界の外国人旅行客数 国別ランキング・推移(国連)」、GLOBAL NOTE株式会社、データ更新日2021年3月26日、https://www.globalnote.jp/post-3608.html(2022年7月22日最終確認)。 

同年度のタイにおける旅行・観光業がGDPに占める割合は全体の19.7%(1,080億米ドル) 世界全体平均は10.3%、ちなみに日本は7%。「ASEAN における観光政策
~タイ・ベトナム・フィリピンにおける地方誘客を中心に~」、Clair Report No. 508 (March 10, 2021) 、(一財)自治体国際化協会http://www.clair.or.jp/j/forum/pub/docs/508.pdf(2022年7月22日最終確認)。