メーデー!

旅行関係の備忘録ほか。情報の正確さは保証致しかねます。

アイスを食べに新潟に行った

アイスを食べに新潟に行った個人の備忘録です。

 

2021年春

一日に五時間はTwitterを見ている。

Twitterを見るぞ!と意気込んでいる訳ではなく、自然体でだらだら見ていたら累計五時間ぐらいだってスマホが言ってる。スマホを2台所有しておりパソコンでもTwitterを見ているので、実際は+二時間ぐらいは見てると思う。

累計五時間で何をしているのかというと、新たな刺激を求め、推しカプの名前で延々と検索を掛けて「存在しない二次創作」を探し続けていたり、エゴサを掛けて「存在しない他者からの感想」を探し続けていたりする。やめろ。

 

 

 

こうして日々、見えないものを見ようとしている内に目に入るTwitter情報に踊らされて消費行動をすることも多々あり、Twitterで金箔を貼り付けたアイスがあると聞くと、年の瀬の金沢に行って雪の降る中震えながら食い、Twitterでラベンダーアイスの話を聞くと、富良野に行ってラベンダーアイスを食べる等をするので、これを見て案の定、是非口に入れたくなった。

調べてみたところ、2021年春時点で通販をしていなかった。であれば現地に行くほかないんですけど、まあコロナだからな……と思い、一旦着席した。

その後しばらく、鉄アイスのことを忘れて過ごす。

 

2021年夏

自宅にゴキブリが出る。

 

ファーストインパクトは7月某日、23時頃。シンクに溜めていた皿を洗いながらふと横を見ると、一般中型昆虫が壁伝いに垂直移動で通過しているところだった。

屋根の下で見るにしては比較的大型の昆虫だった。それがどういう名前の昆虫かわからないものの、咄嗟に身体が逃げ出してしまう。

しかし、それはまだ、「ゴキブリらしいゴキブリ」ではなかった。逃げ出してちょっと考えてみると、あれはもしかすると、ゴキブリ、というやつかもしれない……というサイズ感。

 

萎えた気力と四肢に活を入れて闘志を取り戻し10分後、ゴミに出しそこない続けて玄関横に溜めていた段ボールを片手に握り締め、ハカを舞いながら台所に戻ると、そこには何もいなかった。

 


www.youtube.com

 

その後、寝床でゴキブリの生態と対策方法について泣きながら調べていたところ、窓の向こうから一定サイズの昆虫がアタックしてくる音を聞いて泣きながら消灯、夢にもゴキブリが現れ三時間睡眠で出社することになった。

とはいえ、この時のゴキブリはおそらくまだ完成形ではなく、闘志を整えれば立ち向かえる程度のサイズ感ではあった。

 

翌日薬局でアースジェット、ブラックキャップと「おすだけアースレッド 無煙プッシュ 60プッシュ」を購入した。

 

www.earth.jp


アースジェットとブラックキャップは、以前実家や部活等で使用したことがあり使用方法をある程度知っているため購入。

おすだけアースレッド……は、パッケージにリアルなゴキブリのイラストが使用されていないことに好感を持って購入した。1500円ぐらいだった。

パッケージにリアルなゴキブリがおらず、「バリア効果で駆除」と書いてあるからには、何か不思議な薬剤パワーで、今同じ屋根の下にいるらしいゴキブリを追い出してくれるのカナ!? などと期待しつつ購入。

帰宅後、後追いで口コミを検索したところ、隙間にワンプッシュすると潜んでいたゴキブリがもんどりうって表に出てきて死ぬタイプの薬剤だったらしく、絶望して少し泣いた。

 

そうはいってもだ、前日ぐらいのサイズ感であれば、まだ戦える。

意を決して台所の隙間という隙間に、薬剤を塗布した。

この時の数プッシュでゴキバリアを張った気分になり、ブラックキャップは開封せずに、その辺に置いておいた。

ここが愚かなポイント。徹底した対策を一度に取ることが重要。こういう手ぬるいことをするので、程なくして第二波が来るのだ。

 

セカンドインパクト

バリアスプレーをしてから、小キブリを一匹台所で踏み潰したぐらいで、特に何事もなく過ごしていた。

ひょっとすると、あれは夢だったのかな……と思いながら日々を過ごし、ファーストインパクトから一週間ほど経ち、自宅にいる安心感を思い出すとともに、台所に出現した大きめの謎の虫を忘れつつあった23時、突如台所から、ブーンというデカめの羽音&どこかに接地する「カチャ」っという硬質な音が聞こえてくる。

 

が、その瞬間の私は、おそらく屋外のセミだろうな……と思い、完全にナメていた。こちとら窓も開けなければ家からも出ないのである。虫が入る隙がない*1

 

こうして平然と台所を通過し、用を足してトイレから出てきた私を出迎えたるは飛行ゴキブリ。

完全体のゴキブリだった。

 以前シンクで洗い物してる時に通過していった昆虫より、二回りはデカイ サイズはちょっとしたセミ。それもでかい奴。

これだけデカいと、もう見間違いとか幻覚とかではなく、何もかもはっきり見える。4DXやVRを鼻で嗤う圧倒的な現実。まごうことなく、ゴキブリ。

立派に育った黒光りの体躯はまさにレジェンド。昆虫図鑑に載るゴキブリはこのゴキブリで決まり! ゴキブリ界隈の模範体型。

 

付け焼刃のハカで自らを鼓舞する暇もなく、戦意を失った。

「ゴキブリを見かけたら……夜中に接敵されないため確実にゴキブリを殺すことが駆除への第一歩!」とか、色んなサイトに書いてあったんですけど、心が完全に折れていた。

だってさ、でけぇよあれ。潰したら絶対飛び散るし しかも飛ぶ 超デカイ 眼鏡外しても「あっ! ゴキブリだ!」ってわかる モザイクが機能しないサイズ感。今の心が、巨人に接敵した時の人類のそれ。声を殺して震えている。どうかこちらに気付かずに、どこか見えないところに行ってほしい。極論こちらが気付かなければ、同じ屋根の下、どういう暮らしぶりをしていて頂いても構わないという勢いさえある。

 

およそ三十分後、台所から咄嗟に逃げ込んだ風呂場から脱出、ゴキブリふれあい広場と化した台所から脱出し、スライドドアを閉じてみたはいいものの、トイレに行くにも顔を洗うにも水を飲むにも、ここで暮らす限り、あのゴキブリをどうにかしなければいけない。そして、ここには私しかいない。

 

神よ、どうか私にゴキブリと対峙する力をください。そうでなければ、北国へ移住するお金をください。」―「しかし神も人も査証申請の前では皆等しく無力だ」より(2016年8月8日公開)

 

家を燃やすこと、そして極地に引っ越しをすることを真剣に検討し始めるが、人生設計をここでダイナミックに変更していくよりは、ゴキブリ駆除業者に依頼した方が安いだろうなと思い、ネットで調べ始めると、結構出てきた。

24時間対応を謳うところが多い。とはいえこの時点で、時刻は深夜1時を回っていた。

とにかく見積もりだけ取っておくか……というつもりで、メールフォームから二社見積もり依頼をすると、深夜2時に電話が掛かってきた。

ハムスターの死骸処理を依頼した時もそうだったんですけど、見積もりフォームにメールアドレスも入力しているところ、電話で即レスしてくるの、本当に法律で規制できないのか?(電話を受けるのが滅茶苦茶嫌い) 

しかしその時は、ゴキブリの生態について調べている最中のゴキブリ画像にSAN値を削られるあまり、電話に怒りを覚える気力も萎え、電話を取った。

 

電話口に出たのはオジサンだった。声の感じから50歳ぐらいの太め男性。

こちらが恵比須様のような顔を想像しながら電話で受け答えをしていると、24時間で出張駆除をしており、今の時期は結構依頼が多いとのこと。

出張し二時間ほどの現場調査の後見積もり、その後料金に同意頂ければ駆除とのことだったが、現場調査にかかるおおまかな時間をお伝えするため、どれぐらいのサイズの部屋・築年数に間借りしているのか、どのエリアに住んでいるのか等をフランクな感じで軽く聞かれた。

言われるままに答えたところ、「〇〇で△△ぐらいのところに住んでるってことは案外■■なんだね」というマイスウィート賃貸ルームへのコメントを頂く。は? 何で業者のオッサンに私の部屋の寸評をされなきゃいけないんですか。私の部屋に対するお前の印象コメント、昆虫と関係あるか?

 

とはいえこちらも頭が回っていない。オッサンのコメントはどうでもいいが、おおまかに見積もりを比較してから頼む業者を決めたいな、という計画があり、「この規模感でだいたいどれぐらいの見積もりになりそうか目途がでないか」と聞いてみると、わかってない素人の質問で先方のオッサンも腹が立ったのか、「自然界に普通にいる昆虫を追い出そうっていうんだからそれなりには掛かるよ」といった、フランクな説経フェーズが入る。

まあ言ってること自体は、そうなんですけど、私なんで、ゴキブリのセカンドインパクトを受けて参ってるところ、オッサンのタメ口電話で家の間取りにコメントされたり、説経されたりしてるんだ? 

 

そもそもの話だ、あの虫を殺せれば、私がこんな辱めを受ける必要はないんじゃないか。

ゴキブリ、ハチとかよりはマシで、幸いにまだ毒性を帯びていないし、刺したりはしない。シャカシャカ動いて飛び回り、ひたすらキモいだけだ。

 

なお、その他ゴキブリ駆除業者サイトをいくつか見て回ったところ、個人宅(賃貸集合住宅の居住エリア)で駆除を依頼すると、駆除出張費用諸々込みで、三万は超えるらしい。小説同人誌(文庫本・カバー・帯付)10部=ゴキブリ駆除一回 だそうです。

 

その晩は震えて眠り、翌朝無惨な姿のゴキブリや元気な姿のゴキブリが台所にいないことを確認してから、掃除機を掛けて、ブラックキャップを所せましと置いた。

 

それから毎晩ゴキブリの出現に怯え、毎朝ゴキブリとの邂逅に怯えながら過ごし、キッチンエリアに入るたび、ゴキブリに人間の来訪を知らせるため、ハカを踊っている。できればキッチンに入らず生活をしたいが、そういうわけにもいかない。

 

そんな日常パートをしている中で、ワクワクチンチン接種から二週間が経った。

その頃友人が鉄アイスのバズりツイートに反応していたため、ワクワクチンチン接種済み証明を持って逃亡することにした。

 

燕三条鉄アイスは2021年7月時点、以下二か所で販売されていた。(今調べたらもっと増えていたので、その内通販でも買えるようになるかもしれない。)

 

  • JAにいがた南蒲 農産物直売所 ただいまーと「Gelateria COCO」
  • 老舗「飴屋本舗」

 

Gelateria COCOでの販売価格は400円

飴屋本舗では500円になる。

 

当初Gelateria COCOに赴く予定だったものの、どうやら自家用車以外での移動手段がなさそうだった。

今回の面子は無免の同行者と、次の更新でペーパーゴールド免許を取得するわたし、総勢二名。運転が合法な面子は一名。こいつが道路標識のことほぼ忘れてる状態で公道に放流されるのはまごうことなき危険行為である。

じゃあ徒歩20分ぐらいで行けるらしいし歩けばいいじゃんと思ったものの、なんか夏の新潟って、40℃ぐらい行くらしい。

死ぬじゃん。

死なないために飴屋本舗に行くことにした。

 

旅程の拠点とした新潟駅から燕市燕駅)までは、乗り換え一回でいけた。所要時間はだいたい90分ぐらい。


ここで新潟の飯が旨い話をします。

米が旨い。

米の味という概念は、普通に知ってるんですけど、米が旨味を主張してくる。

ホテルのバイキングで米食った時ビックリして、茶碗四杯食った。

マジで、何しても米が旨い。驚く。米に強い旨味がある……!?という驚き そしてその米で卵かけご飯をする驚き。卵と醤油と米の旨味が混ざり、強い卵かけご飯が出現する。これが貴族の娯楽?

 

あと、魚も旨い。

私別に、魚のこと苦手じゃないんですけど、「凍ってたり生臭かったりするものを、醤油とワサビ他調味料でびしゃびしゃにして食うもの」という認識がめちゃめちゃ強い。

そう認識しているところで新潟に来て、何気なく食堂で海鮮丼とか魚定食を食うと、生臭くない魚が口の中に出現し、ビビり散らす。

 

米と魚が旨いと、和食が大体旨い。

普段好き好んで和食を食べない(手間がかかるから)んですけど、旅程中は米ばっか食ってた。

 

そうして腹を旨い米で満たし、電車移動中の車窓からしこたま見える田んぼを見ていると、いわゆる「日本人的」な原風景要素が、この地に詰まっているのではないかということを考え始める。

私は「親の持ち家/親が定住している場所」という意味の実家概念がなく、上の代から都市部出身者のため帰省という行事がないので、いわゆる「ぼくの夏休み」や「故郷」に該当する場所がない。かといって地元に根差してもいない(転勤が育成期にあたったため)という、3無い粒ぞろいの人間ですし、こういう生い立ちをした人間の方がかえって多いと思うんですが、

何か、「就学前や義務教育期間中から顔なじみの幼馴染が居て」「田舎から親が米なんかを送ってくれて」「都会概念に疲れたら帰る場所がある」といった「幻想としての故郷」イメージを持っているし、この私の幻想故郷イメージは、新潟の形をしているのかもしれない。幻想郷? 

 

あと、私に地理の素養が欠落してて、富山の立山とか長野のアルプスとか、静岡の富士山、岡山の駅前桃太郎像みたいな、明らかにこの地域のランドマークとなる地形・名所を、新潟市に見いだせていないのかもしれない。

私の目から見て、明確なランドマークを見つけられていない街並みと、でかい川と、田んぼを、自分の空想の中に存在する名無しの故郷として、勝手に見做し始めている。

 

鉄アイスに話を戻します。

燕駅から歩くこと10分ぐらい、公道に点々と広がっている青空八百屋市場なんかを横目に歩いていると、件の老舗に到着した。

勝手にアーケードの一角にあるのを空想していたのだが、別にアーケードではなかった。食べログに掲載されていた写真を見て、アーケード内の店舗だと思い込んでいたんですが、別にそういうことはないみたいでした(2021年8月時点)。

店の前に鉄アイスの看板が出ているので、看板を見つけてしまえばもう迷うことはなかった。

店舗内のショーケースの中に並んでいた「ユダヤ風チーズケーキ」というのも俄然気になったのですが、イートインスペースとかはなく、手づかみでケーキを食える気候でも状況でもなかったのでパス。500円の鉄アイスを購入。

同じところで20円出すと、鉄製のスプーンも買える。いやしかし、本当に20円だったかちょっと記憶が曖昧……200円ぐらいはするんじゃないか……? 20円じゃん! とビックリした記憶だけがあるんですけど……

 

道路沿いのコミュニティセンター前にあるベンチに座って、鉄アイスを実食した。

ベンチの下では推定カマキリか、か細い殿様系バッタが、腹を潰されてか潰れてかとにかくグロい感じで死んでいたんですけど、私がそれに悲鳴をあげていると、そんなに虫を受け付けないタイプではない(好きでもないらしい)同行者からは、「きみは本当に虫を見つけるのが上手いな」という趣旨の話を、呆れ気味に頂く。私も見つけたくて見つけてないです。

多分、虫のことを潜在的な脅威として見ているんだと思う。どうすれば虫のことそこまで脅威ではないものとして見られるんでしょうか。自分が虫より恐ろしい存在であることを自覚する 自己肯定感をはぐくんでいくステージからのスタートだろうか……

 

ところで、実食した件の鉄アイス、インターネットで感想を見ていると「ブランコ触った後の手からする錆びた鉄の風味」と言ってるのがあったので、だいぶ鉄寄りの期待をしていったのが悪かったと思うんですが、そんなに露骨な鉄の味はしなかった。

「味がしない」という、今の時代かなりセンシティブな感想に至ってしまい同行者と顔を見合わせる等したのですが、第一に、その前に食べた朝飯も、その後に食べた昼飯もバッチリ米の旨味と素材のおいしさがイキイキしていたこと。そして第二に、成分表表記で「鉄」の箇所が最後尾にあるということから、「普通に鉄の味はそんなにしないもの/あるいは、こちらの生来の舌の問題」というところに落ち着いた。

たぶん海原雄山が食べたら、鉄の味がバッチリするんだと思う。凡舌だと「かなり軽いミルクシャーベットみたいな感じ 上品な味のするラクトアイス」といった感想になった。

公式サイト曰く「メーカー様に「美味しくないものは作らない!美味しくないものは結果的に文化を壊すから。」とアドバイスいただいたことで「美味しくないものは作ってはいけない!」と心に決めました。」*2とのこと。

米がここまで旨い地域から出てると思うと、制作サイドの味の評定をされた方側が、味に関して保守的だったのかなとも思う。

あと、インターネットにアップされている画像を見ていると、ミルクアイスに掛かっている鉄粉? のまぶし具合に若干差があるようなないような、というところもあるので、この粉の量、またはアイス表面上での分布の具合によって、多少の風味の違いがあるのかも、という感想を持ちました。

※上述した内容は「鉄の味がした!」という感想と、自分の舌の感想が異なった理由につき、「私の舌側の問題」以外に考え得る要素の備忘に過ぎず、実際に粉の量を計って検証した結果ではありません。

 

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燕三条鉄アイス | 食べる工場見学 燕三条の工場を舌で味わうアイス! 鉄アイス」よりスクリーンショット(2021年8月12日最終閲覧)

 

rocketnews24.com

アイスの表面が真っ黒であると証言しているサイト(最終閲覧日2021年8月12日)

 

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現地で実食したアイスの画像(2021年8月某日撮影)

 

 

タイトル通り、完全にアイス目的で旅行したんですけど、アイスだけで行ってトンボ帰りもアレだし……ということで、燕市産業史料館に行った。入場料は大人400円。

 

tsubame-shiryoukan.jp

 

元々は工作体験ができる!(体験工房館)ということだったんですけど、展示のボリュームが凄い。金物の街をナメていました。金属洋食器の国内シェアは九割ここらしいです*3

江戸時代中期(1700年代)、洪水がちだったこの土地での救農策として導入された和釘の生産が、この地域での金属加工産業のおこりだそうですが、そこから国宝の手による鎚起銅器の展示や加工映像とか、煙管や急須等を制作する職人工房ジオラマ再現であるとか、その他明治時代以降の金属洋食器の変遷等が現物交えて説明展示されていて、私がこれまで国内産業に関心をもってまじまじと調べたことがなかったこともあり、かなり面白かった。

他にもブランキングアート展の過去受賞作品展示もあり、オタクが好きそうな形をした金属が並んでいるのも見どころ。

なお、我々は体験工房をやってみる前に、人間国宝の手による「動画でメイキングを見てもわけわかんない国宝技術」や「傑作の展示」を目の当たりにしてしまったため、工房体験はしなかった。

 

ちなみに史料館の中には2021年8月時点でたぶん自販機がない。給水機もなかった(し、これはあっても新型コロナ感染対策のために封鎖、ないし撤去されたことだろう)。

私は展示を見ている内に飲み水を切らして脱水に瀕したので、ここに行く前に新潟駅前のコンビニとかで水を買った方が良いです。燕駅前に……自販機はなかったような……あとコンビニはなかった。(2021年8月時点)

 

展示を一通り見たあと、私が喉が渇いたと騒ぎだしたこともあり、とりあえず帰路に就く前に史料館横の定食屋に入ることになったですが、ここで何気なく食べた海鮮丼とブリカツがマジで旨くてびっくりした。おすすめでした。

 

史料館へは燕駅燕三条駅どちらからも徒歩20分程らしく、我々は歩いたら死ぬ時期にあたったので往復でタクシーを使った。往復2100円ぐらい。

日頃生活圏の駅前でタクシーを見ないので、人通りが少なさそうな駅で、タクシーってどうやって捕まえるんだろ……大通りに出るの……?という不安を覚えていたのですが、燕駅前のロータリーではタクシーが待機していたので、どうやってタクシーを捕まえれば……と不安に駆られる必要はなかった。

 

今度はユダヤ風チーズケーキ食べたいですね。アレマジで何?

 

southpark.fandom.com

 

www.niigata-nippo.co.jp

*1:あの方たち排水溝とか換気扇、エアコンの通風孔から侵入してくるらしいんですけど、この当時の私は昆虫のことを忘れているので、そんなことは考えていなかった。

*2:燕三条鉄アイス | 食べる工場見学 燕三条の工場を舌で味わうアイス! 鉄アイス(2021年8月12日最終閲覧)

*3:「スプーンやフォークなどの金属洋食器の国内シェアが90%を超える」(「燕市のものづくり」―「下町ロケット×燕市特設サイト」参照(最終閲覧日2021年8月12日)